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「巻上公一」に似た名前の漫画家って誰だっけなあ?

ヒカシューのメンバーで、世界的なボイスパフォーマーである、巻上公一さんのサイトをたまに見ている。
http://www.makigami.com/

久しぶりにふと覗いてみたら、日記コーナーで、
私が企画した「声のワークショップ」で、巻上さんに講師をお願いした日についての記述があり、
「今日、ウイリアムのワークショップを見学。
さまざまなものを吸収して、彼はどんどん成長している。
ぼくはとても気楽になって」
という記述でとても嬉しくなってしまった。
http://homepage.mac.com/makigami/iblog/B33575317/C1348543784/E2040886863/index.html

向こうは嫌かもしれないが(笑)
私は巻上さんのことを先生だと思っている。
私が今行っている、ボイスパフォーマンス、即興、ノイズ声、
そして私が在籍していた倍音S、現在私が主宰しているノイズ合唱団といった集団も、
全部この人がいなかったら存在しない。

第2回ホーメイコンテストで何も賞を取れなかったとき、私はとても落ち込んだが、
巻上さんが褒めてくれたのがとても嬉しかったし、ある意味賞を取るより嬉しかった。

巻上さんとの出会いは、ホーメイだった。

トゥバ共和国のホーメイ歌手のコンサートでホーメイを生で体験した時、
そのあまりにも強烈で奇天烈な声にノックアウトされた。
そして「こんな凄い声は一生かけても無理だ」と思った。

が、ある日、日本人でホーメイを教える人がいることを知る。
それが巻上さんだった。最初、私は巻上さんのことを、漫画家と勘違いしていた。
当時、似たような名前で、ジャンプで連載していた漫画家がいたのだ。
でももうその漫画家の名前はわすれてしまった。
ハードロック/ヘビーメタルが好きだった私は、ヒカシューのことは知らなかったのだ。

日本人でもホーメイが出来るんだ!という希望の元、巻上さんの情報を色々チェックし始め、
巻上さんの著書「声帯から極楽」も読んでみた。即興に関する記述で即興に興味を持ち、
当時組んでいたハードコアミクスチャー系のバンドのギターと、
知り合いのDJと3人でスタジオに入り、即興を試みたが何も出来なかった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480872930/qid=1114526230/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-7416996-0759562

そこで、当時毎日カルチャーセンターで行われていた、巻上さんが講師を務める「ボイス・パフォーマンス講座」に1年間通った。倍音sは、この期間中に行われた、ホーメイワークショップがキッカケで生まれた。念願のトゥバにも連れていって頂いた。翌年には、隣のアルタイ共和国にも付いていった。

とても刺激的な1年間だったが、そろそろ自分のスタイルを作る時期だと思って、通わなくなった。

このボイスパフォーマンスワークショップには、当時から今でもずーっと通い続けている人が何人かいて、
そのうちの1人は、ノイズ合唱団のメンバーであるマリア(菊川)さんなのだが、彼女を見ていると、
継続は力なり、という言葉が浮かぶ。正直、私が通っていた時、彼女のパフォーマンスに関する印象は皆無だ。
でも、今はノイズ合唱団の大きな戦力になっている。

巻上さんが凄いのは、今でもどんどん進化し続けていることだ。
ボイスパフォーマンス講座に通っていた時、同時に巻上さんのライブには可能な限り見に行った。
なので、巻上さんの手癖(この場合口癖か)が分かり、なんとなく展開が読めたりして、
少し飽きた時期もあった。

でも、前述の、第2回ホーメイフェスティバルで、久しぶりに見た巻上さんのパフォーマンスは
感動的だった。サンプラー機能のついた、振ると音の出るオモチャを両手に持ち、
声を吹き込みながら手を振り、パフォーマンスをし、動く。

文章で書くとこれだけなのに、そのパフォーマンスは感動的だった。
ああ、やっぱりこの人は凄い、まだ進化している!と再確認し、
こういう人の評価は、短い期間でしてはいけない、とも思った。

それ以後、たまに見る巻上さんのパフォーマンスはやはり毎回見るたびに感心させられる。

ノイズ合唱団のキッカケとなった、ボイス演劇「チャクルパ」の演出での手腕は見事だった。
出演者は、巻上さんのボイス講座に通っている生徒さん20人近く。
ほとんどが素人。そして、その素人達を5つのグループに分け、
そろぞれのグループで勝手に作品を作らせ、少し修正したりして、それを繋げる。

それにちょっとした演出を加えるだけで、非常に興味深い作品が出来上がり、
会場は口コミのためか、二日目では、立ち見が出たほどだ。

ちなみに、ノイズ合唱団のメンバーのほとんどは、巻上さんのボイス講座で知り合った人たちだ。
ノイズ合唱団のアイディアは、メガロシアターという、知り合いの元能楽師が主宰している
演劇パフォーマンス集団で試したのが最初だったが、そこの参加者はダンサーや役者ばかりで、
ノイズ合唱団のアイディアは、声の素人には難しかった。
が、巻上さんのボイス講座の人は、こっちの要求するレベルにすぐに辿り着いた。

何か巻上さん賛歌みたいになってしまったなあ(笑)

ま、とても興味深い人です。
ボイスや即興に興味のある人は、巻上さんのパフォーマンスやワークショップに参加することを強く、勧めます。

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Comments

ウィリーさん、花見のときはどうも。
あのあとつぶれてしまって、大変でした…。
漫画家の名前は「巻来功士」ですね。

Posted by: 小笠原 | 2005.04.29 at 04:02 AM

ウィリーさん、花見のときはどうも。
あのあとつぶれてしまって、大変でした…。
漫画家の名前は「巻来功士」ですね。

Posted by: 小笠原 | 2005.04.29 at 04:03 AM

ウィリーさん、花見のときはどうも。
あのあとつぶれてしまって、大変でした…。
漫画家の名前は「巻来功士」ですね。

Posted by: 小笠原 | 2005.04.29 at 04:03 AM

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