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そのまま真直ぐ行けばいいじゃないですか ~ライブ報告記

6/26 ヤツマターズライブ 「音人のの夕涼」@tray

半年振りのライブで、今回はいつになく練習を積み、お互いの成長が新たなアイディアとして上手く活用され、結果としてとても良いライブになったと思う。

能を完成させた世阿弥は、その著書の中で観客論について盛んに論じている。「めずらし」が大切だ、と。どんな目新しいモノでも、年を経るにつれ飽きられてしまう。勿論、珍しいだけが良いのではないのだが、「めずらし」、つまり「新鮮な」驚きや感動は、客の前で行う芸能では、とても重要な要素だ。ヤツマターズは、それがとても上手くいっているユニットだと思う。ホーメイやボイス、口琴を、須藤かよさんという、正統的な手段で作詞作曲を行うアーティストの作品に上手く活用することで、新たな視点を生み出す。

正直、初期のヤツマターズは「珍奇」な感じがした(人によっては今でも珍奇に聞こえるかもしれないけど・・・)。特に、自分のボイスが曲と乖離している感じがしたのだ(その感触は今でも少しあるが、前よりかはシックリ来ている)。でも、今は半年間のブランクが良い方に作用したようだ。そしてそれが凄く嬉しいし、結果として出てくる音が気持ちが良い。

今後の課題は、歌のピッチの安定(普通の歌声で揺れてたピッチが、ホーメイでは安定する、というのは、普通は逆だろう、って感じで面白いのだが笑。ただ練習では安定しているので、これはライブを重ねたら解消されるだろう)、須藤さんの曲だけではなく、私と岡山君が主導の曲の導入、といった点だろうか。

「幻惑二重想の日々」は、久々の賃貸人格さんのライブで楽しみにしていたが、期待に応えて、楽理も勉強して、表現の幅が確実に広がりつつも、「癒し系」を忘れない賃貸人格さんを堪能できた。二胡とテルミンて相性いいですね。

「プライベート・ビーチ」は、初ライブらしい、初初しい感じがした。トラックの音が凝ってて面白かったです。

さて、ヤツマターズで、次にやってみたいアイディアとしては、
・キング・クリムゾンのカバー
・日本の語りの芸能のヤツマタバージョン
・自分が普通に(笑)歌う歌

あ、ちなみに、そんなヤツマターズは、次のライブが決まっておりません(笑)
イベント企画者の方々、この機会にヤツマターズは如何ですか?

最後に今日の曲目とそれぞれの役割

1.今日の新聞
 ウィ、岡山:語り かよ:アコーディオン
2.シャクだ
 ウィ:歌、シャウト 岡山:口琴、ホーメイ 須藤:歌、アコーディオン
3.インドの山奥
 ウィ:歌、シャウト 岡山:口琴、くちリズム 須藤:歌、ピアノ
4.四無量心
 ウィ、岡山:ホーメイ 須藤:ピアノ
5.草原の馬と少年
 ウィ:ホーメイ、ボイス 岡山:口琴、ボイス、ホーメイ 須藤:歌、ピアノ
6.Sanfona
 ウィ、岡山:ホーメイドローン 須藤:アコーディオン
7.たまむし色
 ウィ:ボイス 岡山:歌、ホーメイ 須藤:歌、ピアノ
8.ホーメイと口琴とノイズのための曲(仮題)
 ウィ:ボイス、ホーメイ 岡山:口琴 須藤:歌、ピアノ
9.アニス
 ウィ:ボイス 岡山:口琴 須藤:ピアノ
10.ズンガリ
 ウィ、岡山:ホーメイ、ボイス 須藤:アコーディオン

ちなみに件名の言葉は、帰りの車で、ナビとして全然役に立っていなかった富樫君の言葉。

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