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強烈な7度ハーモニー ~7/17ライブ練習記

7/14 石田夫妻宅にて

私が日時を間違えていたため、石田夫妻宅の最寄駅に到着したら、これから出かける姿の奥さんのミカさんを発見。
「あれ?今日練習ですよね」
「いや、明日だと思ったけど・・・」
「・・・・」

結局、翌日は私の予定が既に入っていたのと、他の日に練習の時間が取れなさそうだったので、急遽ミカさんの予定をキャンセルして、練習にしてもらう。
ホントにすみません・・・

17日の音や金時でのライブは、前回のラフ・ブランチとは異なり、バルカノータだけの2ステージ!
でも、この人たちが凄いのはそれだけのレパートリーと実力があること。30分のライブでひーひー言ってるノイズ合唱団主宰としては羨ましい限り。

最近は、バルカン半島のバルカノータのはずだったんだけどな、最初は・・・
とメンバー間でも愚痴(?)ってるように、トルコの民俗音楽がほとんどだったんだけど
(アンサンブル形式で、トルコの宮廷音楽ではなくて、民衆の音楽をやってるのは、日本では恐らく彼らだけではないだろうか?)、今回は初心に帰って(?)、バルカン半島の音楽(ヨーロッパ的で分かりやすく、ダンサブル)も沢山やります

で、私は今回は語り(喉声、カルグラ)だけでなく、本職のノイズも幾つかの曲で炸裂★させます

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で、件名の言葉。
石田邸で練習をすると、夫妻はいつも珍しい音楽を紹介してくれるんですが、今回のは強烈だった。
「Folk Music Of Yugoslavia」というタイトルのCDに収録されているクロアチアはKRK島のデュオのポリフォニー(合唱)。初めは、西洋音楽の協和音に慣れている耳には、酷く音痴な合唱に聞こえるのだが、その音痴に聞こえた音程差が、曲の最後まで、安定して、ずっと続くのを知って驚く。いわゆる気持ちの良い(と一般的に位置づけられる)音程差に落ち着くことがない。石田夫妻曰く、7度の合唱だろうね、と。

西洋音楽には不協和度という概念がある。1オクターブ内の音程差の心地よさ(協和度)、不快さ(不協和度)の度合いを決めるという概念で、西洋音楽のキモである、コード進行(和声進行)の根拠になっている。

しかし、同じヨーロッパ内に、和声進行を全く無視した、そして上記の不協和度からいえば、とても不協和な合唱が、伝統的に、民衆に根付いているのには驚かされると同時に(録音は73年頃らしい)、西洋音楽の根拠も、絶対的なモノではない、という当たり前の事実の裏づけとして心強い。そして、音楽は自由だ、というありきたりの言葉と、何よりも、もっと自分が気持ちが良いと思う感覚に自信をもって良いんだ、という思いが浮かぶ。

あー気持ち悪い。でもいいなあ。

ここで視聴できます
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000591Y/102-3917216-7711309?v=glance
2曲目、ね。

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