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平安時代の音楽の練習と効用

8/19の公演に向けて、今猛練習中。
こんなに練習したのは初めてってぐらい練習してる。
平安時代の曲が面白いとかじゃなくて、簡単にいえば、オレにとって凄く難しいから(苦笑)

でも凄く良い練習になっている。

公演の中で、万葉集の和歌を元に、桜井さん節付け(メロディー付け)をした曲が2曲あり、なんとその曲をオレも歌うことになってしまい、練習が必要なのはその2曲なのだが、

練習してみて、自分の相対音感の無さに驚くと共に(ま、訓練してなかったから当然なんだけど)、この曲を歌う事が、相対音感のとてもよい訓練になっている事に気づく。

ただ、急に、音階練習しても身に付かないので、ひたすら曲を体に覚えさせる、反復の作業。メロディーが分かりやすければ楽なのだが、これまた全く体に染みこんで来ないメロディー(苦笑)

また、日本語をちゃんと歌う難しさを感じた。私は洋楽ばっかり聴いて、カラオケでも洋楽ばっかり歌ってきたせいか、日本語の歌を歌うとき、母音の発音が英語風になってしまいがち。

声明のリズムは非常に遅く、そして母音を非常に長く伸ばすので、自分の母音の癖の発音が非常に良く分かる。色々と試行錯誤しながら、日本語的な発声を探る。

これが非常に良い日本語の発声の練習になり、昨日、現代的なテンポの、日本語歌詞の歌を人前で歌ったのだが、前にチャレンジした時は大変苦労したのに、全然楽に歌えたので驚いた。

そんなこんなで、何とか練習を重ねていくうちに、メロディーもちょっとずつ体に染み込んで来て、平安時代の持つ曲の良さに気づいてきた。

この時代の曲は、タイム感が非常に遅く、旋律系が馴染みのある旋律系で無かったりするのは上述の通り。そして、能のような派手さも無いので、より退屈に感じる可能性が高い。

しかし、どんな音楽も結局のところは「慣れ」だと思う。聴くポイントを掴むか掴まないか、それだけだ。

平安の曲の場合、そのリズムの遅さ、特有の旋律系にさえ馴染めば、そこには現代にも通じる豊かな音楽の世界が広がっている。

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