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声帯を破る

節談説教を最近調べているのは、先日日記に書いたが、
特に印象に残った部分。

節談説教の修行の1つとして、声を作ることがあった。「一日中喋っても枯れない声を作る」ためだ。

そのために行った事が凄い。

音が大きい滝や川、海などで、それらの音に負けない大きな声で経を読む。

3,4日で声は枯れる。

それでも出ない声で続ける。

すると、喉から血が出はじめる。流動食も通らなくなるほどだそうだ。

それでもまだ続けると、30から40日(!)ほどで、何日も何日も喋ってもけっして枯れない声になるのだそうだ。

韓国の声の芸術「パンソリ」でもこういう話を聞いた事があるが、日本にもあったんだねえ

オレも体がもう1つあればやってみたかったなあ。

で、こうやって出来た声は、アルタイ山脈周辺部の喉声、いわゆるホーメイやホーミーの声に近いが、ホーメイやホーミーが、喉のテクニックで、このような声を作るの対して(なので、ホーメイ、ホーミー歌手は、普段は普通の声である)、説教者達は普段の声がそのような声に変形しているため、良く聞くとやはり全然違う。

VICG-60243
近年でこういう声を持ってた代表的な説教者は故「祖父江省念」氏。

氏が生前の説教している映像が見れるサイトがあった。
http://www.hdever.com/shonenshis1videorm.html
他にも幾つかあった。
http://www.hdever.com/fushidansekkyoaudiovideoj.html

やっぱり迫力があるねえ(音声があまり良くないので、もしかしたらそんなにインパクトを感じないかもしれないけど、そういう方には、レコードやカセット、CDの録音をお勧めします)。

生前に、俳優の小沢昭一と「説教の会」で全国のホールを回ったそうだけど、大ホールで、マイクを使わずに、最上段の客まで見事に美声が響き渡ったそうな。

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Comments

節談説教をやってみませんか。「貴方にも出来る、節談を!」めざして、関連の資料を探しています。ご覧下さい。でもあの滝に向かっての声帯破りはとても出来ない。
          合掌

Posted by: tirara | 2005.08.23 at 10:41 AM

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