インド音楽にボイスとフレームドラム
10/2のライブのためのリハを、フレームドラムの谷口はるひさんのお宅で行う。
初めて全員が揃った練習。
そして本番まで全員が揃う最後の練習でもある。
といっても、集まれる人たちだけで集まって練習していたし、
私以外の人たちは皆上手なミュージシャンなのと、
インド音楽チーム(インド古典ボーカルの慶九さん、タブラの立岩さん、ダンスのマヤリン)は良く一緒にやっているのと、
フレームドラムデュオの、谷口はるさんと箕輪さんも一緒に活動しているので、
わいわいやりながら、昨日で全てまとまった。
しかし、考えてみると、PCを持ってない箕輪サン以外は全員mixiのマイミク。恐るべしmixi。
初顔合わせの時は、普段はノイズ音楽やボイスパフォーマンスをメインに活動している「異質」の私が入って大丈夫だろうか、という不安が大きかったものの、
様々な声色を提案して、その中から使ってもらった声の幾つかが、上手くはまり込んでイイ感じ。
ノイズ音楽が活動のメインと書いたものの、最近は、
ピアノトリオの「ヤツマターズ」や、
バルカン半島やトルコの民俗音楽の「バルカノータ」、
馬頭琴奏者の横田さんとのモンゴル伝統音楽、
声明の桜井真樹子さんの公演と、
ノイズ音楽以外も増えてきているので、その経験が段々活きてきている。
上記の方々を含め、色んな活動に誘ってくれた方々には感謝です。
あと、フレームドラムって、見たことあったんだけど、ちゃんと聞いたのは今回が初めて。
メソポタミア文明が発祥だというから、相当古い楽器なんですね。
しかも、恐らく、オーストラリア大陸以外の全ての大陸に存在するんじゃないかな?
歴史が古く、地域が広範囲なので、様々な奏法が存在するらしく、とても奥の深い楽器。
これが三台ならされると、相当気持ちいいですよ。
今回のは正統的な古典インド音楽ではありませんが、
インド音楽のエッセンスあタップリなので、
「インド音楽ってどんな感じだろ?」って人や、
「コテコテのインド音楽は苦手」って人にもお勧めかもしれません。
それにマイミクの麻矢 鈴の踊りも入るから、ビジュアル的にもより雰囲気が出そうです。
彼女の踊りは独自の踊りだけど、却ってそれがイイ感じ。
で、当日は、2部制で、
1部で谷口はるひさんと箕輪さんのデュオ。
2部で、私等の出番です。
演奏予定の曲はこんな感じ
「Mangalan」
ラビシャンカールが作ったマントラの短い曲。カッコいい。私は喉声(浪曲のような絞った声)で参加。
イタリアはサルデニア島には、合唱の中の1人が喉声を出し、それが独特のコーラスを生み出す伝統音楽があるが、
それに近い感じになるかな?でも、ベースがインド音楽だから、全然違う感じになるかな?
「秋のラーガ」
とても美しいラーガです。私はホーメイで参加。
私は将来、ソロで弾き語りにも挑戦するつもりなのだが、その時は是非この曲を取り上げたい。と、思うぐらい美しい曲。
「セッション」
セッションといっても、リハの中で色々試してみて、ある程度の構成を決めました。
1.私が、カルグラ(低音が特徴の歌唱法)で、チベット仏教のような「prayer」、という曲でスタート
2.アラブ音階(?)で、谷口さん、慶九さん、私によるコーラスワーク。私は日本の声明のような歌い方をする予定。
3.ボル(インドの口リズム)から、立岩さんと箕輪さんのドラム
4.最後に、私が昔いた「倍音S」の「祈り」の最後に言うボルを全員で。
「タラナ」
ボーカル3人で、一定のフレーズをずっと歌いながら、慶九さんが自由に即興を乗せる曲。
こういう、ひたすら繰り返す曲は、やればやるほど瞑想的な感じになり、気持ちがいいですね。
最後はテンポアップし、カルグラで下のドを出し、一気に、裏声で、4オクターブ上のドまで上がる予定です。上手くいくかな(笑)
「月ぬ美しゃ(ツキヌカイシャ)」
沖縄民謡。最後に、暗い感じのラーガ(インド音階のこと)でちょっと即興を行います。
私はホーメイやノイズ(!)で参加します。
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タイトル チャンドラ・ナーダ
企画者 はるひ
開催日時 2005年10月02日
開催場所 東京都
関連コミュニティ フレームドラム
詳細
10/2(日)『Chandra Nada』チャンドラ ナーダ
時間 開場19:00
開演19:30
料金 2500円
出演 立岩 潤三(フレームドラム)
慶九(Vocal)
箕輪 一広(フレームドラム・カリンバ)
谷口 はるひ(フレームドラム・ボイス)
徳久 ウィリアム(オーバートーンシンギング)
麻矢 鈴(シャーマニックダンス)
場所 ミュージアム東京(荻窪)
杉並区荻窪3-30-6 福村産業ビル2F
03-5397-2741
JR&地下鉄荻窪駅徒歩2分
フレームドラムとボイスのみという、超大胆なライブイベント
です。
立岩潤三氏と箕輪一広氏のツインフレームドラム、
インド古典歌唱の慶九さんと元倍音Sのウィリアムさん、
そして私ことはるひのトリプルボーカルも実現。
倍音の世界に身を委ねて下さい。
「チャンドラ・ナーダ」とは「月の音」の意味。
ぜひぜひお聞き逃しなく!
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