○5/30「ウィリ山ウンテン vol.37」@高円寺「円盤」
徳久ウィリアムによる企画ライブ「ウィリ山ウンテン」。
37回目の今回は、3組が出演する予定です。
まずはKoyu。
今年の4/4に初めて共演したkoyuさんは、
共演は初めてでも、実は4,5年前の、私が「ノイズ合唱団」をやっていた頃からの知り合いで、
バークリー出身ながらも、フリーインプロなどにも造詣が深いベーシストです。
今回はソロでの演奏をお願いしました。
バークリー出身ならではの楽理的なアプローチと、
尺八や舞踏などとの相性が抜群が良いと評判の
(バークリーに行く前は自身で舞踏もやっていたそうです)、
koyuさんならではの演奏が楽しみです
http://www.suzukibass.com/
http://www.myspace.com/koyusuzuki
次はピアニスト坂本美蘭と、唄の中西レモン。
私とのデュオユニット「レモン・ウィリアム」のパートナーでもある中西レモンは、
非常にユニークなダンサー/パフォーマーです。
ダンサー関係には、10年近く続いているダンスの企画「畳半畳」の企画者、
と紹介した方が早いかもしれません。
彼は日本の古いお祭りや芸能にも非常に詳しく、
今回は古い神事の、でも既に廃れてしまった曲をモチーフにした、
「~異類変成浄土沙庭~ 花の若子」という曲を歌うそうです。
全く予想が付きません。
中西レモンのブログ(文章量の多さと濃さと、ところどころに見られるテキトーさに驚きます)
http://angel.ap.teacup.com/remonna/
最後は、私が参加する「河合拓始+ノブナガケン+ウィリアム」トリオ即興です。
昨年沢山のフリーインプロビゼーション(自由即興)ライブをやった中で、
特に手応え感じた組み合わせの1つです。
ピアニスト「河合拓始」さんの経歴でまず目に留まるのが、
京大経済学部を卒業後、藝大の大学院に入るという経歴。
その異色の経歴を表しているかのように、
現在の活動も、ピアニスト/作曲家として活躍する一方で、
真っ暗闇での演奏、自らの体を使った即興や、言葉を使った即興など、
非ピアノ的な活動も、恐れることなくどんどんチャレンジする
異色のピアニストです。
河合拓始サイト
http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/
http://www.myspace.com/takujikawai
パーカッショニスト「ノブナガケン」さんは、
ノイズ音楽専門誌「電子雑音」のスタッフもやっていた
筋金入りのノイズ演奏家です。
TOMO、Cal Lyallとの即興サイケデリックトリオ「Tetragrammaton」、
サカイシュンイチとのノイズドローンユニット「hisspiss」などで
精力的に活動しています。
ノブナガケンmyspace
http://www.myspace.com/nobunagaken
即興音楽に馴染みの無い人はビックリされると思いますが、
抽象画を楽しむような、もしくは能を鑑賞するような気持ちで
気軽に来て頂けたら、と思います。
会場の「円盤」は私が定期的にイベントをやらせてもらっていた会場で、
久々に円盤でのウィリ山ウンテンです。
ここでしか買えないCD・DVDが多数あったり、
日本のインディーシーンに大きな影響を与えている
お店ならではの独特の雰囲気があります。
今回は会場の都合であまり大きな音が出せないようですが、
それはそれで「この会場ならではの」演奏が生まれることでしょう。
なお、禁煙イベントです(喫煙スペースは外にあります)
○5/30「ウィリ山ウンテン vol.37」@高円寺「円盤」
#19:00open 19:30start
場所:円盤(JR高円寺駅下車 徒歩3分)
TEL:03-5306-2937
http://www.enban.org/map.html
料金:2000円
出演:koyu(ベース)
坂本美蘭☆中西レモン(ピアノと唄)
河合拓始(p)、ノブナガケン(dr)、徳久ウィリアム(ボイス)
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