○6/7 DavidChiesaとフリーインプロライブ＠経堂 hybrid so+ba gallery

○6/7　DavidChiesaとフリーインプロライブ＠経堂　hybrid gallery so+ba

myspaceを通じて連絡があった、フランス人コントラバス奏者DavidChiesaからの依頼で、
6/7にライブを企画することになりました。

全く会ったことも無いのにmyspaceを通じてライブの企画を依頼する、
というのはここ数年何度か聞いた事がありますが、
面白い流れですね。

インディペンデントな活動をしているフリーのミュージシャンには有難いことです。

今回の企画はDavidのほか、南インドのパーカッション「ガタム」の久野隆昭、
エレクトロニクスの鈴木康文、そして私、ボイスの徳久ウィリアムの、
計4人が出演します。

まだはっきりは決めてないんですが、
それぞれの短いソロ、
デュオ・トリオ、全員での演奏を考えてます。

全ての組み合わせが初共演です。なんてスリリング

さて、DavidChiesaの紹介をしましょう。

彼はコントラバス奏者／ベース奏者で、ロックやフリーインプロビゼーションを演奏します。
現在フランスをベースに欧米を中心に様々なジャンルのアーティストと活動しているようです。
彼の活動の中でも興味をひいたのが、フィールドレコーディングと即興演奏のコラボ。
（前々から台風の中でのライブとか是非やってみたいと思ってはいたんですが、
この視点であれば色んな場で色んなことができそうですね。）

と、彼とは会ったことも無く、彼の演奏はmyspaceでしか聞いた事が無いのですが、
myspaceを聞く限りでは正統派なフリーインプロバイザーという感じがします。
つまり、フリーインプロビゼーションの歴史的な意義を踏まえ、
その後のムーブメントも意識して追ってるのが分かる演奏ということです。

http://www.myspace.com/davidchiesa

次に久野隆昭。

彼はその楽器から分かるように、彼は基本的にはインド古典音楽の演奏家です。
ガタムという楽器は南インド古典ではポピュラーな、
しかし日本では彼がプロとしては唯一の演奏家なマイナーな楽器なのですが、

日本でポピュラーなインド古典の楽器「タブラ」から想像される超絶テクを、
当然ながら彼も持っている訳ですが、ほかのインド系打楽器奏者と比べても
（といってもインド古典素人目線ですが）勝るとも劣らない凄腕です。

というか、日本人演奏家で、現地の人のようにニコニコしながら演奏できる人は彼以外に知りません。（そもそも知ってる演奏家の絶対数が少ないんですけどね：笑）

しかしながら彼はいわゆる民族音楽系演奏家の範疇を半歩超えているような
不思議な魅力を持っています。

フリーインプロの経験は無い彼ですが、先日リハをしてみたところ、
実に柔軟に対応してくれて、本番が非常に楽しみです。

久野君のブログ（文章と絵が脱力系で楽しいです）
http://ghatam.exblog.jp/
久野君の動画（実際はもっとニコニコしてます）
http://www.youtube.com/watch?v=BOP-5mosTdI

もう一人の演奏家はaenこと鈴木康文です。

彼とは同じイベントで出演者同士として顔をあわせたことがあるのですが
（いわゆる対バンてヤツです）、
ターンテーブルやＣＤ、サンプラーを使って、淡々と、しかしながら妙に耳に残る演奏をします。

鈴木さんが主宰するレーベルと企画
http://communedisc.com/
http://soundroom.jp/

会場は経堂のhybrid so+ba gallery。
スイス人のデザインユニットso+baの1階スペース。
(昔、経堂にはappelというスペースがあったそうですが、その隣です）

http://www.creativehybrid.com/gallery_jp.html

so+baは、今回会場を貸してくれた上に、フライヤーも作成してくれました。
かっこいい！！

また、当日、VJとしても参加してくれるそうです。

なお、当日は投げ銭制にしましたので、
お金がある人も無い人も是非気軽に来てください。

○6/7　DavidChiesaとフリーインプロライブ＠経堂　hybrid so+ba gallery
　　＃open 1800 start 1900
　　　　場所：経堂「SO+BA」（「経堂」駅から徒歩5分。）
　　　　　TEL：０３－６６８０－２８３０
　　　　　　　http://www.creativehybrid.com/images/MAP_gallery_JP.pdf
　　　　料金：要1ドリンク投げ銭制
　　　　出演：David Chiesa（from France；コントラバス）、
　　　　　　　久野隆昭（ガタム：南インドのパーカッション）
　 　　　　　鈴木康文（Commune Disc/SOUNDROOM.J；PCD Player / Turntable/ Sampler ）
　　　　　　　徳久ウィリアム（ボイス）