伝統の強さとコンテンポラリー芸術
飲みすぎて吐いて、その翌日の夜は朝5時までネットサーフィン。
あああ・・・
でもいいんです。オフの日だから。
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連続ワークショップの第1回、2回無事終了。
ホーメイと南インドのリズムという二つの、際立った個性を持つ伝統芸能をベースにしたワークショップだったんですが、伝統芸能の強さは、その習得プロセスでも際立っていることを再確認。
習得プロセスそれ自体をなぞることが、単なるレクチャーに留まらず、人体工学を熟知した方法で新たな感覚を開かせる。ホーメイの場合は、倍音を繊細に聞き分ける耳を鍛えること、口腔内をミリ単位で微細に動かすこと。
南インドの場合は、手と口で別のリズムを出すことによって、常にクリックを自分の体の中で鳴らすこと。また、リズムの快感を体で体感させられること。
いずれも新たな感覚(回路)を作り上げないと出来ないことだけど、習得プロセスを丁寧にやればほとんど誰もがその新たな感覚(回路)を得られる。
コンテンポラリー芸術/表現は、常にこういった超強力な相手を意識しなければならないと思う。
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今日ライブ
『メンバーをシャッフルしてでの1セット15分の即興演奏を6セット行います。』そうです。
参加する面子が、今まで絡みが無かったけど、気になるプロフィールの方ばかりなので、とても楽しみです。
○7/7 即興いろいろライブ@ 中野moonstep
#open/start 20:00
場所: 中野moonstep
(「中野」駅下車 徒歩6分)
TEL:03-3380-7739
東京都中野区中央5-39-16
http://www.livehouse-wall.com/moon/framepage.htm
料金:1000+1ドリンク代
出演:▲徳久ウィリアム (vo/ノイズ合唱団,SuaraSana,ex.倍音S)
▲ミクニヒロタカ (vo,gt/Free Zone Dynamic Audio)
▲kamura atsuko (vo/I am a Kamura,ex.フランクチキンズ,ex.水玉消防団)
▼ヒゴヒロシ (ba/渋さ知らズ,Ijar Connect)
▼ラブ (ba/Varunk,Love-Bear)
▲菊池 (dr/caravana anarquista,IMPARA)
▲武田666 (dr/drumno)
▲熊田央 (dr/gnu,ミドリトモヒデカルテット)
▲外川公規 (gt/ex.No Evacuation)
▲伊東 (gt/The James)
▼森順治 (reeds/ex生活向上委員会大管弦楽団)
▼堀切信志 (t.sax)
▼本間智教 (tr/CIDE,sssss....,RANGE&THE DIRTY HOSPITAL)
▲まちゃん(didj/ELEKTRO HUMANGEL,CARAVANA ANARQUISTA)
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気になった動画
SOUR '日々の音色 (Hibi no neiro)'
単純なアイディアだけど、めちゃくちゃ細かいところまで練られて作られてて素晴らしい!!
http://www.youtube.com/watch?v=WfBlUQguvyw
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今週末は声の連続ワークショップ3回目、4回目
まだ定員に達してないので、参加希望の方はお早めに!
7/11 第3回 『日本の中世・古代の声』
・響かない声=「地声」を出してみよう
・「曲線的」な旋律を形作る。
・声明の技法に触れてみよう「塩梅(えんばい)」「ウツリ」「切り」など…
・中世日本語…使われなくなった発音に挑戦
・上記のテクニックを使って、現代の日本語に応用したり、オリジナルの表現に挑戦してみよう
7/12 第4回 『呼吸を楽にするためのストレッチ』
・身体の構造から呼吸の仕組みについて学ぶ
・身体を動かしながら呼吸しやすい状態に調律する
・呼吸しやすい立ち方を探し、呼吸をしてみる
ワークショップの詳細はこちら
http://william.air-nifty.com/blog/2009/06/4-6b9a.html
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