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備忘録: 七里圭監督特集を見て

11日にマリッジリング、独房X、Untitled for Cindyを見て
12日にホッテントットエプロン。
この2つに関してはツイートを参照
http://twilog.org/tokuhisawilliam

今日はDUBHOUSE:物質試行52、夢で逢えたら、Aspen、Once More、眠り姫、の5本を見る

「眠り姫」以外は全部30分以内の短編作品

作品の詳細に関しては下記サイト参照
http://www.nemurihime.info/nonki-kei/

■トータルの感想を言うと、
・七里監督の最近の作品は、手法はとても実験的だけど、映像と音楽が非常に美しい「映画」作品だ。
・なのでコンセプトやアイディアが提示されたり、コンセプトが分かった時点で作品の実質的な鑑賞が終わるコトの多い、所謂アートな実験作品とは違い、最後まで楽しめるし、逆に最後まで見ないと作品の真価が分からない。
・簡単に言えば、凄く衝撃を受けたし、七里監督のファンになりました。
 今のレコーディングに対するモチベーションが更に湧いた!!!

■夢で逢えたら
・役者の声だけを抜いた作品
・最初は驚くが、次第に慣れ、そういえばコミュニケーションは言葉だけじゃない、というかごく一部だよなあ、というコトを再認識

■Aspen
・バンド「クラムボン」の同名曲のPV作品。山の中でダンサー「黒田育代」が踊るだけのシンプルな作品だが、圧倒的な映像美!!
・クラムボンのリーダー(?)ミトさんの奥さんは、元倍音Sのアヤヤだったり、
 三重に住む友人宅に泊まったら、大音量でクラムボンが流れてたりで、
 また妙な縁を感じる
・黒田育代さんも、やはりダンサー「山田うん」さんの公演に出演した時、お客さんから共演相手としてオススメされていて凄く気になっていた。

■Once More
・韓国人の映画監督のメイキングドキュメンタリー。
・解説には、「モニター主義への七里の皮肉もやんわり滑り込む」とあるが、それはどういうコトだろう?

■DUBHOUSE
・「2010年国立近代美術館における建築家鈴木了二のインスタレーション「物質試行51:DUBHOUSE」の記録映画」だそう。
・前半はほとんど真っ黒の映像で、音のみ。この音が凄く良くて全然飽きない。
・と思っていたら一瞬光がスクリーンを横切ったりで、客が飽きない絶妙の工夫をしていて、いちいちニヤリニヤリ。
・この絶妙な工夫は、題材が実験的になればなるほど際立っていた気がする。つまり、実験のための実験というよりかは、必然性に駆られた実験であり、それは作品を引き立たせるための手段でしか無いんだろう。七里監督はたしか口頭でも仰っていたと思うが、「観客もちゃんと意識した映画」の監督なのだ。
・私が大好きな写真家「杉本博司」を思い出した

■眠り姫
・ここまでで十分に衝撃を受けていたが、更に違う角度から衝撃を受けるとは・・・
・解説には「公開からすでに6年、今もアンコール上映が繰り返される驚異のカルト映画。人々がなぜ、この作品に魅かれ続けるのか、それは観た者にしか分からない」とあるが、まさしくその通りだと思う。
・ただし、カルトだとは思わない。カルトというには、良い映画を見た後の静かな余韻が有り過ぎる・・・

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