イタリアの特殊発声
昨日のレクチャーライブでも紹介したが、
ヨーロッパにも特殊な発声法は存在する。
しかも伝統芸能の中でだ。
(といいつつも、全ての音楽は土地と時代と伝統が創り上げた民族音楽という視点で
世界的に見ると、
オペラなどに代表される、いわゆる「ベルカント唱法もかなり特殊な発声」だと思うし、
和声信仰、もとい和声進行を生み出した、
いわゆる「西洋クラシック音楽も、かなり特殊な民族音楽」だと思う)
場所はサルデニア島。
スタイルは合唱。
この芸能はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているそうで。
では動画を見てみよう
これだと分かりにくい場合はこちらの方が分かりやすいだろう
パート毎の自己紹介の後、ソロで声を出し、その後に1人ずつコーラスが重なっていく。
どうだろう?
私にはバグパイプや、パイプオルガンにも似た音に聞こえる。
この土地は大変貧乏で、バグパイプの皮さえも手に入らず、
仕方無く下記動画のように、
笛を何本も口にくわえ、
循環呼吸(息継ぎを感じさせず楽器の音を持続して出し続ける呼吸法)
を使いながら演奏する伝統がある。
上記の合唱はこの「合唱版」なのかもしれない。
それにしても、こういう例を見ると、
ヒトは何故、そこまで創意工夫してまで、欲しい音、音楽を獲得しようとするのだろうか?
という根本的な疑問を感じる。
さて、今日のライブはこれ。
世界の民族音楽に影響を受けた2人によるDuo「チャーリー・ウィリアムス」によるライブです。
●7/31 「チャーリー・ウィリアムス」ライブ@ベルベットサン
チャーリー高橋が作編曲する変化自在な曲の数々を、徳久ウィリアムが変幻自在な声で歌い上げるオッサンDUO。
ちなみにチャーリー・ウィリアムスは上記共演曲以外は(ほぼ)全部新曲にチャレンジ!
#open 19:30 / start 20:00
場所:荻窪velvet sun
http://www.velvetsun.jp/about.html
料金:2000円(1ドリンク付)
出演:アガサ、小池一樹+石田多朗、チャーリー・ウィリアムス
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