追記
お元気ですか?
私が(なぜか)主演する映画の制作発表の模様がYoutubeにアップされたので紹介します。
さて、昨日書いたブログの後も色々と考えがまとまったので、
追記を書きます。
昨日のブログ
『伝説の能にインスパイアされて』
http://william.air-nifty.com/blog/2014/01/post-5dbb.html
ここでも、バンドメンバーのHIKOさんへ送ったメールを引用します。
『今回のライブでは、下記のような感覚で望みたいと思います。
武術の「緊迫状態」に近い状態(今すぐに反応出来る状態)で、
小さなイメージではなく、瀑布のように、超巨大な建築物のように、
という事は前述した通りです。
そこに、都会的な感覚を付け加えたいと思います。
少し冷めているような、無機質なような。コンクリートジャングルのイメージです。
そしてパフォーマンスする対象を、目の前のお客だけでなく、
自分や客や場や、循環する大きなモノに設定します。
それを、大きな循環の流れの中からもらったエネルギーでももってブツケていく感じです。
都市や、その都市が成り立っている土地の、爆発的なエネルギーの循環、という感じです。
まとめると、「爆発的なエネルギーの循環を、それに相応しい状態で、都会的なセンスで表現する」
今回アップした、2番目の動画が、その感覚に一番近い感じがしました。
当日は、当然ながらこれ以上のモノを見せたいです。
2番目の動画
』
ライブはいよいよ明後日になりました。
●2/2(日) Fuujin-Raijin(a.k.a GargantaDelDiablo)企画 クラヤミライブ@七針(八丁堀)
詳細とお申し込み
http://william.air-nifty.com/blog/2014/01/fuujin-raijinak.html
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あ、ちなみに伝説の能の演者と演目について質問がありましたが、
このDVDに収録されている「葵上」(シテ方 桜間弓川)です。
私のレッスンで「状態」についてのワークをある程度受けた事がある方なら、
この映像の凄さを共感頂けると思います。
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今月の個人・少人数レッスン用空き日時もリニューアルしました。
自分のテーマを深めたい、という方や、
私が企画しているワークショップの日時や内容が合わないという方向け
今週は2/1(土)に受付中
http://william.air-nifty.com/blog/2013/10/post-2364.html
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最後に、ボイスとは直接的に関係ありませんが、
表現や、人の思考について、幾つか興味深い記事を見つけたので紹介します。
■「モノの見方をSWITCHする」 by 都築響一
kobegakkou-blog.com/blog/2005/03/post-9995.html
シンパシーを感じる都築氏と、私が好きな杉本博司の刺激的な対談テーマのこのインタビューもとても気になります。
これを引き受けた杉本博司も凄い(笑
『対談:500円と5万円の間に--作品のお値段はどうやって決まるか? 杉本博司×都築響一』
ART iT(季刊アートイット) 1号創刊号
その杉本博司が人形文楽に挑戦した「杉本文楽」の東京公演は、チケットが今月発売されたばかりですが、
もう売り切れだそうで・・・
杉本文楽
http://sugimoto-bunraku.com/outline/
オークションか大阪公演に行くしか無いか・・・
■対談:戸田山和久×森田真生
http://choreographlife.jp/wp/d120203_5
友人の”在野の数学者”森田くんの活動は、
数学を通して「ヒトが考えること、生きること、そしてヒトとは何か」について
いつも大きな刺激を受けます。
『「未知はやがて既知に回収されるんだ」という認識がそこにはありますよね。
だけど、僕が数学をやっているときの実感って、ある意味ではこれと真逆なことがあるんです。(略)何か圧倒的な未知に開かれているという感覚がある。
一見すると数学は数字や記号列を使ってすべてを既知に還元していくように見えますが、実際にはあえて記号の使用に徹することで、結果的には記号に回収されないものの存在感を立ち上げている、というような側面もあるわけです。』
『僕らはつい、何もないところに少しずつ何かが出来てきた、というポジティブな世界認識をしがちだと思うんですが、(略)ネガティブな世界認識というのも可能だと思うんですね。
例えば、(略)雪の結晶も、何もないところから秩序が生成したとみることもできますが、雪の結晶が出来ていく過程で、これから出来る結晶パターンへの制約がどんどん増えていって、「可能性が減る」という形で秩序が構成されていくというネガティブな見方もできるわけです。』
『例えばコンピューターや機械を使うと、身体的直感では絶対におかさないような間違いをしますよね。論理や計算の面白さは、そういうところにあると僕は考えています。たとえば、代数などは意味は分からないのに計算できることがありますよね。そして、意味も分からぬままに計算していると、直感では辿りつかないようなところにたどり着いてしまったりします。いわば、身体感覚に基づく直感を信じていたら、絶対ありえない図形が自然なものとして定義できちゃったりするというのが代数幾何の面白さで。』
『「最後まで自分が思考をコントロールしました」みたいなときって大体つまんない。最初から落としどころが見えていて、そこに向かって行くっていうようなとき。』
『直感と論理の絶えざる往還、そして自力と他力の微妙な混淆の中にこそ、行為として学問の醍醐味があるのかもしれませんね。そうやって、知と未知のあいだに燃えさかる炎のように、知性を持った人間が生きている限り「科学という冒険」は終わりを迎えることはないのでしょう。』
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p。s。1
心理カウンセラ/WSクリエーターとの合同ボイトレ講座、
見学募集中!
https://ototoy.jp/school/event/info/117
p。s。2
チャーリー・ウィリアムスの1stアルバム(DIY版)も残り少なくなりました。
https://william.stores.jp/#!/items/50f63bb656ea70fa8b002c40
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○上記以外のライブ予定はこちら
http://william.air-nifty.com/blog/1_live_info/index.html
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