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退歩のススメ 失われた身体観を取り戻す に参加

退歩のススメ 失われた身体観を取り戻す
というタイトルの講座に参加してきた。

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/e39ea347-d740-40bd-b935-5a1b9d69d7b6

企画は、ロルファーで、著作も数多い「藤本靖」さん。

講師は、
私の中国拳法のお師匠、光岡 英稔(日本韓氏意拳学会会長)先生と、

曹洞宗国際センター所長 藤田 一照さん。
現役の曹洞宗の僧侶で、
Googleアメリカ本社(!)で座禅のレクチャーをやったりなど、
精力的に、現代に合う形の禅や仏教の教えを指導されている。

縁あって、
藤田さんのpodcastの終わりのナレーションを
私が一時期、担当したことがある。

でも、直接お目にかかるのは今回が初めて。


特別ゲストに、中国拳法における私の兄弟子で、
作家 尹 雄大さん。

前述のお2人の講師の対談本が最近でたばっかりなのだが、
尹さんがインタビュアーしたり、まとめたりしたそうだ。

講座は、
光岡先生の最新の気づきの解説と実演、
参加者も実際にワークをおこなう、
という形で進められた。


古くから残っている武術の伝統の型は
左右がアンシンメトリーに出来ている。


それは型が出来た当時の
昔の人の身体観によるもので、


武術的には、実に理に適っている。


そこから、
勁道という中国の古い身体観から説明する。

この考え方から見ると、
曹洞宗に残されている
座禅の前の所作や、儀式での型などは
実に理に適っているという。


これらが、
机上の空論ではなく、

参加者全員が身をもって体感出来るコトだったのが凄い。


しかし、
現代の身体観とはあまりかけ離れていて、
現代人はまさしく「右も左も分からない」。


基本的には前回参加した意拳の稽古と同じ内容だったが、
ようやく腑に落ちた感じ。

ああ、非常に面白く、
有意義な体験だった。

前回参加した稽古会のメモはこちら
https://ameblo.jp/koenodaigaku/entry-12333023298.html

あとは、これをどう、
パフォーマンスや
発声指導に活かすかだな。。。。


この私の備忘録のためのブログで
どれだけの人に何が伝わるか分からないが、

もし、もっと詳しく知りたければ、
本を読むコトをおススメします。

メッチャ面白いです。



以下、私のメモ。文責は私にあります。


・型や所作で決められた位置に「行くからだ」と
 「置く身体」の違い

・型、所作との距離・間の取り方、とらえ方が重要。
 現代人は近すぎる。
 もっとも、所作は動きなので、とらえがたくはある。

・禅定
  一点にまとまる
  右回り:まとまり、閉じる、重み、沈み

左回り:浮き、広がり、開き、軽み
 ex)インディアンなどが、ソトに向かって結界を張る時は左回り


定位:留まり易い、動きづらい
不定位:動きやすい、止まりづらい

・型・式とは
  手順・方向・数(3の倍数)
  このどれかが間違っていたら効果はなくなる

・勁道とは
  1.ハタラキ
   ※光岡先生は、勁道のハタラキが分かるので、遅れを取るコトがほとんど無いそうだ
  2.形と力の源 発生源
  3.気が血を導くこと

 これらは実感がわかない、感覚以前の話し。

 型は、手順、方向、数を間違えず、勁道を途切れさせない、切れさせない。

・型
  誰かの経験。それが連綿と生き残ってきた。
  つまり他力。
  他力を借りて自力を活かす。

  ただし、自分のフレーバーを入れると(そして入れたくなる)、弱くなる。

  そこで基礎を作れたら、オリジナルが出来る、かもしれない。

・右手の裏を強くする型 シュワイジャオ(常家の型)

・左手の裏を強くする型 三戦(サンチン) 琉球空手の型。ルーツは福建省。

これらは勁道を転換させるハタラキを持つ型。

・勁道を観法で観る。
  ただし、「イメージ」ではない
  観法は、同法が出来ていないと出来ない
  実践で使うには、観法を細かくする。
   早送りでは無く、圧縮。
 
・伝統的な座禅のやり方は、座禅した気になる。
 それは、雰囲気だけでなく、型や所作に関係がある。

・武術において、左右が同時に定位、もしくは不定位なのは、不利。

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