2010総括

正月早々2本のライブをやったり、
例年とは違い妙に忙しい1月で、
2月には引越しリサーチを始めたりで、

今更という感じになってしまいましたが、

まあ、
たまにはこういう振り返り作業をしないと、
ワタシは混乱し易いメンタリティーなので(分裂的というか)、
自分の立ち位置をすぐに忘れてしまうんだよねー

なので、公開はしてるけど、基本的には自分のために振り返ってます。
長文失礼

ちなみに今年の抱負も書きましたので、
興味ある方はこちらもドーゾ
http://bit.ly/f0hTV5

・12年目:
 2010年は、定期的に人前でお金を取るライブをやるようになった「倍音S」から数えて11年目。
 といっても、普段はそんな事はどうでもいいんだけど、
 仕事とプライベート、両方の人間関係において激動の年だったせいで、
 どうしても転換の年。という事を意識せざるを得ませんでした。
 年男も重なったからかなあ。

 ウチの家系は凄いよ。オレを含めて3代寅年だからね。うへぇ
 言葉にするだけでも何だかゾッとするね
 
・計104本:
 ライブ総数は昨年に比べて11本減。
 自分の企画は約25本。昨年の33本より少し減少。
 今年も80本近く声をかけて頂いて本当に感謝です。

・69キロ:
 ここ10年は、体調との戦いでもありましたが、
 体調を安定させるために行った食事や運動の効果が体重に表れ、
 どんどん痩せていき、20年ぶりに70キロ代を割りました。
 道理で人に会う度に「痩せた?」と聞かれる訳です。
 自分では調子がいいのに、言われ続けると不安になるものですね(苦笑)
 ちなみに、今は69キロぐらいで下げ止まり。
 そういえば、去年は一度も風邪を引かなかったような

・新しい「声と身体」観:
 昨年起きた一番大きな変化は、自分の身体と声に関する捉え方が
 ガラッと変ったというか、統合されたというか。
 今まで、バラバラだった興味の要素が、一気にまとまったというか。
 それは、クラヤミノtonesでの経験だったり、
 発声を専門とする医者と言語聴覚士の講演だったり、
 甲野義紀さんを通じて知った情報だったり、
 アン・カープの本だったり。
 
 するとまた新たな、より根源的な興味が湧いてきたり。

 詳しくは前に書いた「最近の興味。情報求ム」を。
 http://william.air-nifty.com/blog/2010/12/post-7a1b.html

・クラヤミノtones1周年:
 目を開けても閉じても変らないぐらいの真っ暗闇の中で、
 参加者全員で声を出したり、移動したり、のイベント。
 試行錯誤を経ながらも、無事1周年を迎えることが出来ました。
 このイベントでの体験、共同企画者の田村さんから得る情報も、
 上記の『新しい「声と身体」観』で書いたとおり、
 大きな影響を受けましたし、これからも受け続けるんだと思います。

 クラヤミノtonesサイト
 http://bfrec.com/tones.html

・岡野勇仁、助川太郎

 音大出のピアニストでありながら、かつて無い領域に行こうとしている
 「初代ピアノ屋」こと「岡野勇仁」と、

 ジャズの名門バークリー出身で磐石な技術を持ちつつも、
 音楽理論はその一部でしかない「音の世界」の広さを自覚し、
 独自の音楽を追求し続けるギタリスト「助川太郎」。

 この2人と本格的にライブをやり始めたのは、たった3年前からですが、
 今やこの2人とはDuoやトリオを始め、色んなライブで共演する機会が多く、
 音楽面や姿勢でとても影響を受けてます。
 また、この2人の持つ人脈も実に濃い!

 この2人がいるからこそ下町に引っ越そうと思ったもんなあ。

 今年もこの2人と色々とやる予定です。

・自分企画 呼吸の連続WS、カウンターライブ

 自分が講師をやる訳では無く、単純に自分が受けてみたいし、
 自分の周りの人も興味を持つだろうな、と「呼吸」をテーマにした
 連続ワークショップを企画しました。

 また、自分が好きな飲み屋でライブを企画する機会に恵まれ、
 これは実に至福のひと時でしたよ

・森田君関連

 昨年であった人の中で一番のインパクトは数学家の森田君でした。
 彼との出会いはもっと前で、その時はまだ数学をやる前でしたが、
 その後、彼は一気に全国区で活躍する人に。

 昨年は、彼の数学道場(!)開きに呼んでもらった他、
 クラヤミノtones1周年イベントにもゲスト出演してもらいました。

 彼の姿勢や視点、目指す方向性や行動には非常に刺激を与えられました。

・チャーリーウィリアムス(5本)と歌モノ関連

 普通に歌うことの難しさから半歩出て、
 楽しさを感じ始め、すると、チャーリーウィリアムスの曲を始め、
 唄モノの練習にも力が入りましたし、
 その成果が客の反応にも現れ始めた感じを受けました。
 
 そして、今までやってきたボイスパフォーマンスにも、
 楽器としてみた場合の、「人間しか出せない声/表現」にも
 良いフィードバックがありました。

 肩書きを「ボーカリスト」としたのも、
 元々はカラオケで普通に歌うのが好きだったし、
 今後も唄モノにも力を入れていきたい、という決意の表れです。
 勿論、フリーインプロ的なボイスも続けていきますよ。
 
・地方ツアー 名古屋、四国

 一昨年に初めてのソロツアーを経験。
 今年は2回も行く機会に恵まれました。

 地方で私のライブやWSを企画してみたい方はお気軽に声をかけてください。
 上手くツアーに組み込めば、結構ペイできたりするのです。

・レコーディング

 昨年は「うたの住む家」プロジェクトのアルバムに3曲参加しました。現在発売中です。
 実に「うたの住む家」らしい内容になっていてオススメです。
 http://utanoie.is-mine.net/

 そのほか、レコーディング自体は一昨年だったモノが2つリリースされました。
 一つは、シンガーソングライター「鈴木亜紀」さんの久々のソロアルバム。
 も一つは、thalaststoryという任天堂のRPGゲームです。

・イラン(5本

 イラン(ペルシャ)の古典音楽には、
 世界的にも珍しい独特のコブシと、

 日本のワビサビに似たような独特の憂いを感じられ、
 私個人はライフワーク的に関わっていこうと思っているのですが、

 そんなイランに音楽留学をしている北川さんの一時帰国に伴い、
 5本のライブを行いました。
 本当は簡単な録音を残す予定だったのですが、
 私の段取り不足で実現せず。

 しかし、楽隊としてイランの歌が歌えたのは非常に気持ちよかったです。

・ガムラン(TJ4本、スダマニ)

 SuaraSanaが活動中止になってしまいましたが、
 ガムラン奏者川村恒平が、彼のユニットTaikuhJikangに誘ってくれたお陰で、
 ガムランの音響を浴び続けることが出来ました(笑)

 ガムランは面白い!

・来日外国人(david、christian,ige*timer)

 インターネットの普及で、インディペンデントなミュージシャン同士の
 繋がりが容易になるに伴い、お互いの行き来がより活発になっているのを
 感じる昨今。

 DavidChiesaと、Ige*timerはそんな流れでライブで共演。
 ChristianSwensonは少し違うルートで、
 彼自身がアメリカンスクールの仕事で来日した関係で
 ライブをやりました。

・男祭り

 名古屋のミュージシャン渓さんの企画で始まった名古屋の奇祭的イベント。
 昨年は懲りずに、名古屋で3回、そして東京で1回と、何と4回もやりました。
 赤い玉が出そうです(笑

■1月 9本
1.1/7 蜂谷真紀とQuietBrassに参加@公演通りクラシックス
・大先輩達に囲まれたライブが新年一発目たぁメデタイね。
2.1/9 DuoWith助川太郎@二子玉川BarLIALEH
 ・太郎さんと初DUO
3.1/10 ウィリアム+岡山守冶+青山雅明 at円盤ジャンボリー@ 渋谷O-nest
4.1/15 クラヤミノtones@渋谷UPLINK FACTORY(1
5.1/17 「ポスポス大谷」企画でソロ@七針(八丁堀)
6.1/22 ダンサー清家悠圭の作品に参加@神楽坂DiePratze
 ・清家さんは助成を得て、今イスラエルのダンスカンパニーに!
7.1/29 チャーリーウィリアムス@下北沢OFFBEAT
8.1/30 即興ユニットstrawberryjamBLUESとセッション@池の上Bar ruina(ルイナ)
9.1/31 岡野勇仁+行川さをり+徳久ウィリアム@二子玉川BAR LIALEH

■2月 9本(18
1.2/5 ヒゴヒロシ生誕58周年 即興イベント@国分寺モルガーナ
2.2/10 即興演奏家不信音楽@ZAIM一階ギャラリー
3.2/11 TaikuhJikang@芝浦cube326
4.2/13 コンテンポラリーの祭典で演奏@横浜市開港記念会館 講堂
5.2/14 呼吸ワークショップpart1@桃園地域センター(2
 ・呼吸をテーマに、専門家を講師に呼んだ連続ワークショップを企画
6.2/16 ドイツ人DUO+ダンサー3人と即興セッション@七針(八丁堀)
7.2/21 「声と呼吸と身体のワークショップVo.4」@ 新高円寺「堀の内松ノ木会議室(3
8.2/26 サズ奏者藤井さんとDuo@阿佐ヶ谷ヴィオロン
9.2/28 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」(4

■3月 12本(30
1.3/3「エロ節談ソロ」@名古屋カフェパルル
2.3/6 ボイスWS@某大学
3.3/13 ボイストリオライブ@コズミック・ソウル(北千住
4.3/14 「うたの住む家」公演にゲスト出演@港区立男女平等参画センター(リーブラ)
5.3/16 辻説法バトルロイヤル@歌舞伎町GoledenEgg
6.3/19 クラヤミノtones@渋谷UPLINK FACTORY(5
7.3/21 「ポスポス大谷」企画でソロ@人形町ギャラリーOM CHAN TONE
8.3/22 呼吸ワークショップpart2@桃園地域センター(6
9.3/23 助川太郎&スガダイローデュオにゲスト出演@なってるハウス(入谷)
10.3/24 藤井良行+北川修一+徳久ウィリアム@阿佐ヶ谷ヴィオロン
 ・イラン古典音楽を現地で勉強している北川君の帰国に伴い行ったライブ。
11.3/25 ヒゴヒロシ企画即興ライブ@国分寺モルガーナ
12.3/29 FESTIVAL NEO-VOICE#1 ヴォイスの挑戦
 ・日本のボイスパフォーマーのパイオニアである天鼓、巻上公一企画。

■4月 12本(42
1.4/3'VOICE SCOPE'@HIGHTI(八広)
2.4/9 七針企画でソロ@七針(八丁堀)
3.4/12 チャーリーウィリアムス+賃貸人格@二子玉川BAR LIALEH
4.4/14 助川太郎+岡野勇仁+ウィリアム@平井Time after time
5.4/15 チャンドマニ×クラヤミノtones@渋谷Uplink
 ・ホーミー映画「チャンドマニ」とのコラボイベント。
6.4/18 ミニミニライブ&WS@アースデイ代々木公園(体調不良で中止)
 ・食中毒(?)でキャンセル。関係者の皆様には大変御迷惑をおかけしました。
7.4/23 「声と呼吸と身体のワークショップVo.5」@ 天沼会議室 和室2(荻窪)
8.4/25 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」(7
9・4/28 観月会vol.3でソロボイス@アート・ビオトープ那須
10.4/29 「古今東西の際立った声」レクチャーライブ@某所
11.4/30 TaikuhaJikang@manda-la2
 ・個人的には、昨年のベストライブの一つ。
12.4/30 オールナイトイベントでエロ節談+ノイズソロ@渋谷TRUMPROOM
 ・ファッションブランド「galaxxy」と、mixiコミュ「いい音楽を探せ!」のコラボイベント。

■5月 9本(51
1.5/5 エロ節談ソロat「ナゴヤトバシ番外編3」@大須モノコト
2.5/6 古今東西の凄い声レクチャーコンサート@名古屋カフェパルル(8
3.5/9 HIRU+ウィリアム@名古屋K・D Japon
 ・名古屋を拠点にする「HIRU」とのコラボライブ。
4.5/14 ソロ&セッション@「草や」内シネマトグラフ(9
5.5/15 ソロ@海野バザール/手打ちうどん「ほうばい」(10
 ・名古屋、高知を巡った、去年来のソロツアー
6.5/19セッションLIVE @FLYING TEAPOT
7.5/23 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」(11
8.5/24 藤井良行+北川修一+徳久ウィリアム@阿佐ヶ谷ヴィオロン
9.5/30 呼吸の連続WS拡大版@タタミスタジオ(12

■6月 7本(58
1.6/1 現代朗読協会イベント@中野pignose
2.6/3 無料!ソロ(2ステージ)@本牧GoldenCup
3.6/6 呼吸の連続WS拡大版@タタミスタジオ(13
4.6/13 Headphone Ensemble Project #2@江古田flying teapot
5.6/17 即興with助川太郎+岡野勇仁+小澤敏也@平井Time after time
6.6/18 クラヤミノtones@渋谷UPLINK FACTORY(14
7.6/26 『天の宴』でトルコ・イラン音楽等@ミュージアム東京(荻窪)

■7月 8本(66
1.7/7 エロ節談ソロat「男祭4~彦星決定戦」 @名古屋「和家 Ami」
2.7/8 声と呼吸のワークショップ@大須モノコト(15
3.7/9 トーク&ライブwith伊藤悟@DejaVu(茨木)(16
4.7/10 ソロ@現福寺(徳島)
 ・名古屋、大阪、徳島を巡ったソロツアー第2弾
5.7/18 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」(17
6.7/22 TaikuhJikang@アムリタ食堂
7.7・23 NG企画でソロ@FlyingTeapot
8.7/25 道場開きにてWS@壊庵
 ・数学家森田君の数学センター開き
 
■8月 7本(73
1.8/17 ドイツからのDuo&活け花+音楽コラボ@人形町ギャラリーOM CHAN TONE
2.8/19 スパン子ライブにゲスト出演@下北沢lete
3.8/20 三浦陽子+徳久ウィリアム@阿佐ヶ谷ヴィオロン
4.8/21 Taikuh Jikang+Olaibi@ズーラシア
5.8/22 クラヤミノtones×三鷹天命反転住宅コラボ企画
6.8/23 thermo+徳久ウィリアム@THREE(下北沢)
7.8/27 ライブwithLoveUnit@club havana(八王子)

■9月 10本(83
1.9/1 ウィリ山ウンテン Vol.40 トルコ・イラン音楽@東中野ポレポレ坐(18
2.9/5 瀬尾、サネマツ、ウィリアム ボイストリオライブ@深呼吸(祖師谷大蔵
3.9/8 チャーリー・ウィリアムス@manda-la2
4.9/11 スダマニ~神々の舞、影絵、ガムラン@流山市文化会館ホール
5.9/16 蜂谷真紀とQuietBrass@公演通りクラシックス
6.9/17 クラヤミノtones@渋谷UPLINK FACTORY(19
7.9/22 トリオwithはりや+ムロチン@新宿URGA
8.9/24 絆結会9月定例会にてトーク@ひかり作業所分場 『工房 陶友』
9.9/25 この日の学校in糸島 懐庵 「動きが知性をつくる」
10.9/28 北の国の友達へ(仮)@公演通りクラシックス
 ・ノルウェー人バグパイプ奏者の来日公演に参加。個人的ベストライブの一つ。

■10月 5本(88
1.10/3 クラヤミノtones1周年記念イベント@日本科学未来館(20
2.10・9 フリーインプロセッションwith池上+David@FlyingTeapo
3.10/15 ボイスWS@スタジオサイ(中野)
 ・あの「パパタラフマラ」関連のWSで、ボイスを指導しました
4.10/16 瀬尾亮+徳久ウィリアムDuo@祖師谷カフェムリウイ
5.10/30 男祭りinTOKYO@人形町ギャラリーOM CHAN TONE(21
 ・ついにあの男祭りが名古屋で・・・

■11月 9本(97
1.11/12 ヒゴヒロシ企画即興ライブ@国分寺モルガーナ
2.11/13 JMW関連ウィリアム企画@池ノ上PRAHA(22
 ・大好きなバーでの企画ライブ
3.11/21 DUOwith尾引浩史@台東区生涯学習センターミレニアムホール
 ・倍音S尾引さんと初の(!)Duo。
4.11/21 クラヤミノtones@渋谷UPLINK FACTORY(23
5.11/23 展覧会クロージングでパフォーマンス@代官山Sedona
6.11・24 個展オープニングでチャーリー・ウィリアムス@FlyingTeapot
7.11・25 EMiKO VOiCE ミーツ スリーインプロバイザーズ@FlyingTeapot
8.11/27 ソロ@Bar Bonobo(原宿)
9.11/29 助川太郎バースデイライブ@プラッサオンゼ

■12月 9本(105
1.12/5 カウンターライブ 音楽エクスタシー@カイ燗(吉祥寺)(24
 ・日本酒の名店で企画ライブ。夢のようなひと時
2.12/7 岡野勇仁バースデイライブ@大塚エスペートブラジル
3.12/11 北千住声会議 vol.1@CosmicSoul(北千住)
4.12/13 ヴォイス・ジャム@六本木スーパーデラックス
 ・米国人ボイスパフォーマー企画ライブ
5.12/18 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」(25
6.12/19 ダンサー金松さんと@森下スタジオ
7.12/22 プリペアド口琴&即興ナイト
 ・今年も継続しているプリペアド口琴ライブの第1弾
8.12/30千野秀一(p)ソロ+α@二子玉川BAR LIALEH

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最近の興味。情報求ム

少しずつ冬らしくなってきてますね。

しかし、そのスピードは例年に比べると遅い気も。
というか、今頃になって紅葉がキレイになってるので
気のせいではない気がします。キキキ

先日のトーク&ライブで、研究者の方が、「音色を計る尺度」が無い、
というようなことを言ってたのが非常に興味深かったです。

音の高さや大きさは測れますが、
確かに音色は測定するのが難しそう。

しかし、音色がとても重要なのは言わずもがな。
唄だけにとっても、どの音程・音量でも
音色の安定が無いと、多くの唄のジャンルでは
ダメだしをされる事でしょう。


また、他の研究者の方が発表していた「会話分析」用の
記号も初めてみましたが、これまた興味深かったですよ。

これがあれば、間や文中の語の伸ばすところなど、
かなり再現性が高まることでしょう。

ただ、落語の名人の話を、素人が完コピしても、
名人のように客を喜ばせることは不可能でしょう。

FaceToFaceの会話では、間やイントネーション、リズム以外にも
記号化できない複雑な要素が沢山あるからです。


しかしながら、人間は「ことば」を文字化してから、
「記述」にご執心のような気がします。

「ことば」を完全に記述することは不可能なわけです。
片や音響情報で耳で処理する。片や、視覚情報。

それでも記述は絶対無くならないことでしょう。
インターネット時代だから尚更ね。

そしてそんな時代だからこそ、
尚更FaceToFaceの会話やことばが重要視されるのも
面白い点です


以下、同じイベントで、私が今までにないくらいの早口で(笑)発表した
「最近の私の興味」です。
それぞれの事項に関して、何か情報が御座いましたら是非教えてください。


○人と声
・人にとって、声とは何なのだろう?歌うことは何だろう?

 参考文献『「声」の秘密』アン・カープ著

・こうもりのように、声の反響で障害物や位置を把握する「エコーロケーション」
 アメリカでは団体があるようですが、そのワークはどのようなものなのだろう?
 そして、日本でもやっている団体はあるのだろうか?

 参考映像:http://www.youtube.com/watch?v=qLziFMF4DHA

・人は声を出したいがために進化した?
  参考ブログ ヴィッパーサナー瞑想合宿と寝言
    『ある者は寝言を言い続けるのだ』
    http://ayogi.blog5.fc2.com/blog-entry-424.html
  参考ブログ 進化は自由と不安定が表裏一体
    『確かに人間は未だ二足歩行には適応しきっていないけれど、
    人間は二足歩行をしようと誓った存在なのだ。』
    http://saintcross.jp/blog/?p=560

・先天的な聾の人にとっての声や音楽とは何か?
  アルトゥール・ジミェフスキ《歌のレッスン1》

・気を使った声の表現は可能か
  日本や中国では、「雷声」と呼ばれる、恐ろしいほどの気合(?)で、
  人を殺した武術の達人の話が幾つもあったり、
  現在でも、「佐々木了雲」という気合術を習得された方がいるようです。
   http://www.nicozon.net/watch/sm7958356

  参考文献:明治の気合術「浜口熊嶽」
   『表の体育 裏の体育』甲野 善紀 (著)

・東洋の身体技法を使って、新たな声の表現は可能か?
  声の表現の場合、身体を楽器と考えなければならない。
  西洋医学的なアプローチもあるが、
  東洋的な「肥田式健強術」「中国武術」「古武術」の身体法技法で
  西洋医学・科学では考えられないような技法が出来るのではないだろうか

・プリペアードボイスは可能か
  ジョン・ケージは、打楽器的な音響をピアノから出すために、
  ピアノの中にモノを入れたりして「予め準備した=prepared」=プリペアードピアノを
  生み出しました。そのアイディアは他の楽器にも応用された訳ですが、
  ボイスでもそれは可能なのでしょうか?
  可能なら、どういう方法があるのでしょうか?

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12/18 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」

久々の雨模様すね。

都会で感じられる数少ない自然の一つ。

だから人によって安心したり不安になったりするのでしょうか。

私はこの気だるい感じが大好きです


さて、いよいよ今週末に、今年ラストの「クラヤミノtones」です。

・まずは、その始まったキッカケを書いてみます

・このイベントは、私がトゥバの倍音唱法「ホーメイ」のワークショップを企画した時に、
 企画の提案と場所貸しをしてくださったタタミスタジオの田村ひろしさんが、
 健康に良い呼吸法としてホーメイに注目し、

 ホーメイの初歩の練習のみを、大人数で一斉に行い、
 あわよくば、歴史的建造物のようなでかい建物を揺らしてみよう!
 という、前半までは一般性があるけど、
 後半から一気に現代アートっぽい(笑)企画を新たに提案してくれたことが
 そもそもの始まりでした。

・当時、田村さんは、既に様々な感覚遮断のワークショップを行っており、
 その中には視覚遮断もあったんですが、
 とりあえず暗闇と、参加者全員で声を出すことを混ぜてみない?という流れになり、
 それでクラヤミノtonesが生まれたのです。

・といった訳で、声と暗闇との融合アイディアは何となく生まれたのですが、
 しかし、やってみるとこれが思った以上に面白く、
 既に「Dialog In the Dark」という、ヨソの企画で強烈に面白い暗闇イベントがあったものの、
 そことは全然違うベクトルで暗闇のオモシロさを提供できるという手応えを感じ、
 毎月やる毎に色々なアイディアや発見が生まれ、
 何とか、今年の9月に1周年を迎える事が出来ました。

・クラヤミノtones今まで、毎月開催され、今後も毎月開催予定ですが、
 最初の半年は、蕨のタタミスタジオで開催され、
 後半からは、月毎に渋谷のUplinkとタタミスタジオで行われました。

・会場の特性が違うので、自然と内容も異なり、
 具体的な差異や、過去の詳細などは、
 BFRECのクラヤミノtonesサイトを御参照ください。
 http://bfrec.com/tones.html

・ここでは簡単に、といっても既に力が入って長いですが(苦笑)、
 クラヤミノtonesを通した体験したこと、それを基にしたクラヤミの意義を考察してみます。

・文章化、概念化する事は、それ以外の大きな要素をカットや無視する事でもあるので、
 何の先入観も持たずに体験しにきて欲しい!という気持ちも大きく、
 それ故に書きたくない気持ちもあるのですが、

・そうは言っても、予算もあまり無い今は、こうやって企画に関わっている人で
 宣伝しなければならないし、

・そもそもまだまだ無名で、この得体の知れないイベント(笑)に、
 多くの人に少しでも興味を惹くようにしたいし、

・何よりも、こういう機会に、自分の体験をまとめたい、というのもあります。


・さて、完全な暗闇では、視覚以外の感覚がどんどん研ぎ澄まされる、
 のは予測が付くことだと思いますが、それがどれ位かというと、

・日常生活では気にならないぐらいのとても弱くて小さな光さえとても気になるようになります。
 カメラマンなど、長時間、真っ暗闇にいる方なら共感してもらえると思うのですが、

・ある程度の長さ(30分以上?)暗闇にいると、
 時計やアクセサリーなどの、「蓄光した灯り」でさえ、眩しい、と思うほどです。

・また、今年の夏にクラヤミノtonesを開催した時、あまりの猛暑で、
 イベントの後半に、参加者皆さんに目を瞑ってもらい、
 少しだけクーラーを付けたことがありました。
 
・リモコン受信部についてるあの小さな光でさえ、
 会場を煌々と照らしているように「見えた」のは驚きでした。
 目をあけている限り、目は常に光を追い求めるが故に、
 長時間の闇を経験したあとでは、凄い感度で光をキャッチするのです。

・人間の身体で一番神経が多いのは目の周りだそうですが、
 それが頷ける結果です。

・また、闇の中で目を開け続けると、
 見えないにも関わらず、交感神経が刺激され、
 軽く「ハイな状態」になり、
 我々はこれを「ヤミハイ」と呼んでいます(笑

・皮膚も光を感じる、という事実を、逆に真っ暗闇の中で実感しました。
 真っ暗闇だと、皮膚も何も「見えない」ので、
 人の気配が全く分からなくなります。

・逆に、声を出し続けている限り、参加者同士がぶつかる事や、、
 壁の近くに行くと、声の反響が変化するため、壁にぶつかる事も少なくなります。

・人間はバランスをとるために、かなり目に頼っていますが、
 暗闇での二足歩行になれると、バランス能力が確実に向上します。
 そして、バランス能力だけでなく、身体への観察眼も飛躍的にアップします。

・あああ、限りなく長くなりそうだし、なんか健康グッズの宣伝みたいになってきたので、
 これぐらいにしておきます。

・まあ、上記の事項で興味を持った方がいましたら、是非気軽に体験しに来てください。

・ちなみに今回のテーマは「声の森を創るⅢ 暗闇のハンモック」です。

○12/18 クラヤミノtones@蕨「タタミスタジオ」

  #17:30受付開始 18:00開始 20:30終了(予定)
    場所:タタミスタジオ
       (蕨駅から8分)
     TEL:03-6317-3999
       http://www.bfrec.com/tones.html
    料金:料金:2,500円(一般)、2,000円(2009年に参加したリピーターの方)
    参加対象:15歳以上。聴覚に問題のある方は参加できません。
    定員:20名
    予約・問い合わせ:(株)BF.REC たむら宛 office@bfrec.com
    ファシリテーター:たむらひろし         
    倍音講師:徳久ウィリアム

■予約方法(事前予約必須):
このイベントへの参加予約をご希望の方は
(1)お名前、(2)人数、(3)電話番号を明記の上、
件名を「予約/クラヤミノtones、タタミスタジオ」として、office@bfrec.comまでメールでお申し込み下さい。
尚、確認用の返信メールが届いて申し込みの完了となります。(返信には4hr~8hrかかる場合があります)
もし返信メールが届かない場合がございましたら、大変お手数ですがお電話をお願いします。

■注意:長時間声を出し続けますのでペットボトルで水をご持参してください。
完全暗転の為、途中入場が出j来ません。

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ライブ報告 12/5 カウンターライブ 音楽エクスタシー@カイ燗(吉祥寺)

御来場頂いたお客様、まことにありがとうございます!


ちと集客が心配だったものの(それは企画ライブの時はいつもか)、
蓋をあけてみれば大入りの満員。

逆にすし詰めに近い感じになっちゃって申し訳ないぐらいの。

あのすし詰め状態では、「カイ燗」の良さは全然分からないですが、
普段はいい雰囲気のお店なんですよ、ホント。

少しでもピンとくる要素があれば、是非気軽に寄ってみてください。


で、ライブの方はというと、実に素晴らしい感じになったのではないかと自負しております。

出演順がピタっと来たというか。

静かな感じと騒々しい感じを交互にしたのが効を奏したというか。
といっても、あまりの満員ぶりに、私は階下の入り口で飲む時間が多かったので、
推測の域を出ませんが(苦笑)

当日いらしたお客さんで異議のある方は是非気軽にご意見をお聞かせくださいね。

で、順番はこんな感じですた

1.チャーリー・ウィリアムス

チャーリー高橋さん作編曲の、様々な楽曲を、私とチャーリーさんで演奏するユニット。
私が今後力を入れていきたいユニットです。
最近、普通に唄うコトのオモシロさと気持ち良さを
気づかせてくれたユニットの一つでもあります。

この日の曲順はチャーリーさんブログに。
日本酒に合いそうな曲を中心に選びました。
http://blog.livedoor.jp/stakahashi2/archives/51563411.html

チャーリーさんの作る曲は大人気で、
色々なユニットで活躍されてます。

2.澤田香緒里

0002

現在日本に住んでいる人で、
お金をとって人前で演奏出来る唯一の女性ホーメイ演奏家では無いでしょうか。

男性のホーメイ演奏家には無い、女性らしい繊細な演奏が素晴らしく、

また、まだステージ経験が浅いとは思えない堂々とした感じが良かったなあ

澤田さんFacebook
http://www.facebook.com/profile.php?id=100000874145763


3.クラマテングス

0003

元々はバリの伝統楽器ガムラン奏者で、
現在はそれぞれ、パーカッショニストとして国内外で活躍する二人によるDuo。

ガムランは場所を取る楽器なので、
お店のグラスや瓶をパーカッションにしたらどうか、
という提案を真に受けて(笑)、

持参のグラスに日本酒を注いで音程を取った、
おそらく世界初の「日本酒グラス」による演奏を見せてくれました。

当日の様子と少しのグチ(笑)が書かれた川村コウヘイのブログ
http://yehoc.exblog.jp/15109947/
相方の濱元 智行Facebook
http://www.facebook.com/profile.php?id=100000365295051&sk=info


4.伊藤悟

http://www.facebook.com/profile.php?id=100000365295051&sk=info0005

この日の最大のウリの一つが、伊藤さんの出演でした。

というのも、彼は普段は大阪を拠点に活動していたり、
しょっちゅうフィールドワークで、雲南の方に行くので、
東京でのライブは珍しいのです。

酒を沢山飲む雲南の伝統に則り(?)、演奏するときには既に酔っぱらっておりましたが(笑)、
懐の深い自然体を音で表すような、シミジミとする素晴らしい演奏でした。

伊藤さんブログ
http://tokyo.cool.ne.jp/worldmusic/


5.荒川仁

0007


お店の常連作曲家/ミュージシャンの荒川さんは、
この日のために、出演者及び、お客さんも全員巻き込めるアイディアと、
そのための音楽を制作してくれました。

お陰で、酔い加減に終わりを迎えることができますた酔い

荒川さんの主催するバンドClockwiseのサイト
http://tokyo-clockwise.com/index.html

あああ、またやりたいなあ

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12/5 カウンターライブ 音楽エクスタシー@カイ燗(吉祥寺)

いよいよ今度の日曜です。

私が大好きなお店でのライブ第2弾

色々語りたいことが多いけど、無駄に力が入らないように(笑)、箇条書きにしますえ


・「カイ燗」は吉祥寺から徒歩3,4分ほどにある、カウンターだけの居酒屋です。

Kaikan

・その名の通り、日本酒のお燗をメインにしてます。

・ここのお店で扱うお酒の特徴は、低精米歩合の生モト造りをしてる純米の日本酒がメイン、という点でしょう。
 つまり、お米をあまり削らず、より自然に近い醸し方をしてる、伝統回帰的なお酒なのです。

・で、そういうお酒を燗して出すわけですが、それが実に後をひく感じなのです。

・という訳で、吉祥寺はなかなか行かない町ではあるのですが、
 寄れそうな時は、たとえ1時間でも寄るほどにハマッてしまった訳です。

・そうしているうちに、店主のタクヤさんからライブの提案があり、
 前々からここでライブ出来たらいいなあーと夢想していたので、
 二つ返事で企画することになりました。

・という訳で、ドリンクは当然ながら「お燗+肴」です!
 チケット料金に含める事にしました。

・出演者は、このお店の良さを知ってる人か、
 お酒が好きで、お酒に合いそうな音楽をやっている人を条件にして選びました。

・トップバッターは、私とチャーリー高橋さんによるユニット「チャーリーウィリアムス」
 チャーリー作編曲による曲を、私が色んな声で、比較的普通に歌います。
 今回は、特に私たちも飲みながら演奏したくなる曲を選びました。

Charlie

・チャーリー高橋さんブログ
http://blog.livedoor.jp/stakahashi2/

・その後の順番はまだはっきり決まってないので、順不同で紹介

・伊藤悟さんは、今回の目玉の一つ。
 普段は関西を拠点にしている方なので、滅多に東京では見れないのです。

・彼の音楽は、雲南、タイ、ラオス、ビルマなどの「生活に根ざす音楽」に魅せられ、
 足掛け10年近くも現地で研鑽を積んで来た方です。

・私が大阪に行った時に、偶然共演する機会があり、
 そのあまりの素朴な素晴らしさに、今回ダメもとでオファーしたところ、
 運良く、本当に運良く参加して頂くことが出来ました!

・伊藤悟さんサイト
http://tokyo.cool.ne.jp/worldmusic/fram.html
演奏動画
http://www.youtube.com/watch?v=p7sxZOwv5Sc

・それから「クラマテングス」。

・彼らは、自身で主宰するガムラングループ「SuaraSana」や「TaikuhJikang」をはじめ、
 「Olaibi」など、様々なバンドで活躍している「川村恒平」と「濱元 智行」によるユニット。

KoheiHama

・お店のスペースの問題で、流石にガムランを持ち込むことは出来ませんが、
 パーカッショニストとして、色々工夫した演奏を見せてくれることでしょう。
 この2人のユニットは私も久々なのでとても楽しみなのです。

・川村恒平ブログ&myspace(taikuh jikangの音源が視聴可能)
http://yehoc.exblog.jp/
http://www.myspace.com/yehoc

・「荒川仁」さんはお店の常連ミュージシャン。
 実は彼のライブ演奏は未見なのですが、ネットに挙げられている音源を聞くと、
 丁寧で緻密な音源を作る方です。
 
・今回は、お客さんと一緒にやる仕掛けを考えているそうです。

Arajin_img

・荒川仁さんが主催するユニット「nosounds」サイト
 http://www.no-sounds.com/index.html

・そして、先日、急遽出演を引き受けてくれた、
 日本ではかなり珍しい女性のホーメイ演奏家「澤田 香緒里」

・先月初めに、偶然彼女の演奏を聞く機会がありましたが、
 ホーメイの本場「トゥバ」で修行してるだけあって、
 実に土臭い、でも女性らしい繊細のある演奏で、
 今回是非参加して頂きたく、オファーしました。

・この面子の生演奏を至近距離で、しかも旨い酒で合わせるのに3500円は安い!!安すぎる!!

・という訳で気軽にお足をお運びください。

・椅子も用意しますが、基本的には立飲みに近い感じになる予定です。
 椅子はお客さん同士で譲り合いながら使って頂けたら幸いです。

  #open/start:1500 finish1800
    場所:吉祥寺「カイ燗」
        (吉祥寺駅下車 徒歩5分)
       TEL:0422-21-8474
       東京都武蔵野市吉祥寺本町1-25-6 辻ビル2階
    料金:3500円(燗酒1合と肴付)※要予約!
    予約::0422-21-8474(カイ燗)
    出演:チャーリー・ウィリアムス(チャーリー高橋g、徳久ウィリアムvo)
         http://blog.livedoor.jp/stakahashi2/
        伊藤悟(ひょうたん笛)
         http://tokyo.cool.ne.jp/worldmusic/
        クラマテングス(川村恒平&濱元 智行 from TaikuhJikang)
         http://yehoc.exblog.jp/
        荒川仁(作曲家:from東京ClockWise,nosounds)
         http://www.no-sounds.com/index.html
        澤田 香緒里

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11/13 カウンターライブ@PRAHA 報告

秋晴れですね。

いや、時期的には冬なんだけど。

もうクリスマスのイルミネーションも見られるしね。

しかし、夜の住宅街にあのイルミネーションがあると一瞬ギョッとしますね。
夜中ずっと付いてるのも好きじゃない。
スナックかよ!

いや、スナックだったら少し入ってみたいな。

そういえば、つい最近、近所の気になってたオールディーズバーに入る機会があって、
そこのリーゼントの兄貴と、その人の奥さんである姐さんが、
やはり近所の気になってた沖縄系居酒屋と、スナックをやっててビックリ。

今度行ってみよっと。
こういう入ってみたいけど、イマイチ入る勇気がわかない店に行けるチャンスがあるのは嬉しいもんですね。

通うかどうかは別として


さて、11/13の企画ライブは無事終了しました。

御来場頂いたお客様、ありがとうございました!

企画を提案して頂いたPRAHA店長のマキノさん、有難う御座いました!
今回は、出演者それぞれに、演奏から得たイメージでドリンクを一杯ずつおごって頂き、
どれも「旨い!」との声があがりました。

食べログに「愛想がなく滅多に笑顔すら見せない坊主頭のマスターが作るカクテルは不味けりゃ二度と行かなきゃいいのだが、悔しいかな、実に美味しい。」と書かれてしまう人ですが、
一度仲良くなると実にフレンドリーです。しかも馴れ馴れしくならない。

駅すぐですので、池ノ上や下北沢などに寄った際には是非フラリと寄ってみてください。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13049660/


そして出演者は下記の通り。

1.「Squeeze」+「徳久ウィリアム」

この組合せは、PRAHA店長マキノさんのリクエスト。

Squeezeは、ギターのryuさんとパーカッションのkameさんによるフリーインプロDUO。
マイペースながらフリーインプロを5年ぐらいやってるけど、
ここ最近まで、何処のインプロ人脈・シーンにも関わってなかった、
東京では珍しい人たちで、

特に、ギターのRyuさんはホスト的ファッションは、
他のフリーインプロ演奏者には見たことがナッシングでユニーク。

彼らは普段は「strawberry jam blues」として、ダンサーやライブペインティングなども交えて活動中。
http://strawberryjamblues.com/Strawberry_jam_Bluesofisharusaito/TOP.html


2.MeriNikula(from Finland ボイスパフォーマー)

008

ノンマイクでの、美しいメロディーによる即興を聞かせてくれた彼女は、
国内外を飛び回っているので、次の来日はいつだろう?

http://www.merinikula.com/
http://www.vimeo.com/merinikula
http://www.facebook.com/profile.php?id=698297062&v=info


3.久野隆昭(日本唯一のプロ「ガタム」=南インドのツボ太鼓奏者)

胡坐をかいて演奏する彼のために、ビールケース+ダンボールでミニステージを設営。
お陰でカウンターに座っててもちゃんと見る事ができました。

今でも真摯に南インドの伝統音楽リズムを追求し続ける彼の身体は、
更に力みが取れていて、その身体から生まれる音楽は、
まるで風が通り抜けるかのようでした。

しかし、最初がノンリズム風だったのにはビックリ。
そして、最後は、次の出演者の直川さんと即興セッション。

http://ghatam.exblog.jp/

009


4.直川礼緒(倍音音楽家、日本口琴協会代表)

口琴及び、倍音を使う楽器の収集/演奏家でもある氏の久々のソロ演奏を堪能。
新しい楽器も増えていてビックリ。

最近は口琴の演奏家も多いけど、直川さんは、自分の音楽を奏でてるので好きです。
ファンです。また見たいと思う訳です。

http://www.koukin.jp/

010


しかし、今回は出演者を多くし過ぎました(苦笑)

カウンターバーでは、多くても二組でタップリ見せた方が合いそうです。

3ヶ月か半年に一度ぐらいにまたやる予定ですので、またよろしくです。

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カウンターライブ告知

燗の旨い季節になりましたね。

昨日、燗ピクニークをやりましたよ。
昼間っから公園で酒好きの仲間達と、
旨いツマミと旨い燗酒で。

夕方ぐらいのお日さまの光と、
酒の酔いで、まるで天国でしたよ。
誰とも無く、今死んでもいいなあ、という台詞が出てくるくらい(笑


さて、今月11/13と来月の12/5に、
私がお気に入りの飲み屋でライブを企画することになりました。

12/5(日)の方の詳細は別サイトを見てもらうとして、

 ○12/5 カウンターライブ 音楽エクスタシー@カイ燗(吉祥寺)  
 http://www.bloc.jp/tokuhisa_william/data/1287043660

ここでは11/13(土)の告知です。

会場は京王井の頭線「池の上」駅徒歩1,2分のところにあるBAR PRAHA。

このお店の価値を良く言い表していると思う、
tabelogでのコメントを引用します。

『愛想がなく滅多に笑顔すら見せない坊主頭のマスターが作るカクテルは不味けりゃ二度と行かなきゃいいのだが、悔しいかな、実に美味しい。
(中略)
型にはまったスタンダードなカクテルよりも彼に自由に振らせたカクテルは目から鱗の美味しさだ。』

言うほど愛想は悪くは無いんだけどなあ。
余程、機嫌が悪かったか(笑

でも、確かに彼のチョイスのカクテルのみならず、
ストレート系も実にオイシイ。

私はそんなに酒に詳しくないので、行くときは毎回お任せで頼みますが、
外れた事は一度も無いし、むしろいつも新しいお酒の世界の広さを
勉強させてもらってます。

そんなマスターのいる、カウンターだけのバーでのライブ。

そんなわけで、出演者は以下の条件でチョイスしました。
・マスターのリクエストに適う人(「私+Squeeze」、それ以外は民族音楽系)
・お酒の飲める人
・お店のグレードに負けない、レベルの高いミュージシャン

私と「Squeeze」による音楽は、フリーインプロビゼーションという、
一般的にあまり耳にしないタイプのモノですが、

それ以外の3組のミュージシャンは、比較的どんなタイプの方にも
楽しめると思います。

至近距離でこの面子を、極上のお酒で飲める贅沢な時間になることでしょう。
小さなお店ですので、予約はお早めに!

○11/13 JMW関連ウィリアム企画「カウンターライブ プラハの秋」@池ノ上PRAHA

  #open:18:30 start:1900
    場所:池ノ上「PRAHA」
        (井の頭線池ノ上駅下車 徒歩3分)
       TEL:03-3485-8886
       東京都世田谷区北沢1-33-19コートコスモス
       Court Cosmos 1-33-19 Kitazawa, Setagaya-ku Tokyo
    料金:2000円(要ワンドリンクオーダー)
※JMWバンドをご持参の方は500円割引
        ※席に限りがあるので(8席)、座って見たい場合はお店に直接ご予約ください。
予約・お問い合わせ:03-3485-8886(praha)
                 080-1069-4959(マキノ)
    出演:フリーインプロ演奏by「Squeeze(ryu:g+kame:per)」+「徳久ウィリアム」
         http://bit.ly/9SJvMW
         http://william.air-nifty.com/
        MeriNikula(from Finland ボイスパフォーマー)
         http://www.merinikula.com/
         http://www.vimeo.com/merinikula
        直川礼緒(倍音音楽家、日本口琴協会代表)
         http://www.koukin.jp/
        久野隆昭(日本唯一のプロ「ガタム」=南インドのツボ太鼓奏者)
         http://ghatam.exblog.jp/
JapanMusicWeek
http://www.japanmusicweek.com/

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男祭り報告

良いお天気ですなあ

例年ならこの時期に紅葉が見れるはずですが、
今年は紅葉は無理かな。

百草園の紅葉カーペットなんて見事なんですけどね。

さて、10/30男祭りinTokyo@omchantoneは無事終了しました。
のでちっとだけご報告を

男祭りに合わせるかのような台風上陸には開催を危惧するどころか、
オイシイなあ、
これで名古屋勢が上京できなかったら
徳久ウィリアムソロ祭りになるなあ
とか想像しつつ笑ってしまいました

しかし蓋を空けてみれば、
台風上陸はウソのように途中から雨も止み、
これも男祭り効果かと苦笑


そんな台風の中にも関わらず、
お客さんも10名近く御来場。
うち女性が7名!!


男祭りといいつつも、女性客がいないと
テンションがガタ落ちする助平な出演者しかいないので、
一安心

そのお陰か、また、初の東京開催という事で
出演者の演奏/パフォーマンスはどれも素晴らしくヒドイものでした。

秘祭につき、演奏/パフォーマンス内容の詳細を語ると
(チンコが)祟られるので、そしてそれはとても困るので
出演者の紹介だけしておきます。

私以外の出演者は全員名古屋在住という事で、
名古屋以外の方はなかなか見るチャンスは少ないですが、
名古屋にいった折には彼らのライブをチェックしてみるか、
たまに県外でもツアーに出てるようですので、
その時は是非チェックしてみてください

書きながら気が付きましたが、
皆さん元々のレベルが高くて、
そしてこういう課外活動(?)でも本気だから男祭りが成り立つんですなあ

アヲヤギツトミ(a.k.a渓 fromETT)
http://www.couplabel.com/ett/
・独創的な即興演奏から、美しい唄モノユニット「ETT」まで、
 確かなギターの実力をベースに、幅広い活動をしている、
 男祭りの勃起人、いな、発起人です。

かわにしようじ
http://www.myspace.com/kawanishiyoji
・この方と、上記の渓さんは、男祭りの皆勤賞。
 変態紳士。myspaceを聴くと分かりますが、実に美しい唄を弾き歌います。

ジェット達(じぇっと・勃つ、じぇっと・たつ)
http://jet-tatu.seesaa.net/
・現代美術作家という肩書きの通り、
 今回の出演者の中では、唯一の音楽外のパフォーマー。
 名古屋界隈では皆知ってる有名な方です。

マチコデラックス(a.k.a.まっち from 紙コップス)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=15986017&from=navi&_fof
・元々はpiggyというパンクバンドのドラマーボーカルだそうで、
 残念ながら彼の普通の演奏は見たことが無いんですが、
 youtubeで「紙コップス」で検索すると出てくる映像は
 どれもユニークで面白い!

HADA
http://hada.nobody.jp/
・キングオブ男祭り。
 上記URLで見れる、渓さんの推薦文を読むべし

そして忘れてはならないのは、
快くこんな奇祭の開催を引き受けてくれた
会場の「OmChanTone」のドイちゃん、ゆかりさん!

ポイントを抑えつつも、心憎いフォローをしてくれる最高のお店です。
普段もオイシイご飯とお酒を出しているので、
お近くに寄った際には気軽に入ってみてください
「男祭りの会場ってここだったんですか?」とか聞くと
凄くうざがられるかもしれません(ウソ
http://omchantone.at.webry.info/

そして最後に、来てくれたお客さん達有難う!!

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近況/男祭り

急に寒くなりましたね。
お元気ですか?

結局秋が来ないまま冬になりそうで残念。

あ、私はブラジル生まれなので、だから夏が好きだと公言しつつ、
冬も嫌いじゃないんだよなと思っていたのは、
双子座的気質かと思ってたら、
私の生まれた6月はブラジル含む南半球では冬でしたよ。

これからは冬好きを公言することにします。

---------------

最近は、肥田式健強術にヒントを得て、丹田と重心、中心線を
極力意識するようにして生活してますが、
無理な姿勢をとることが少なくなったためか、
長い間悩まされた背中の痛みを感じることがかなり少なくなりました。

少し前まではヨガをしないとその痛みが出るので
ヨガは欠かせなかったのですが、
ヨガをやったあとの爽快感は無いものの、
少なくともヨガ無しの生活でも大丈夫そうです。

身体は面白いですね。

---------------

出来れば今年中に下町辺りに引っ越そうと思い、
先日、大島辺りを貸しチャリでブラりとしてきました。

良い物件や地域があれば是非教えてください~


---------------

さて、いよいよ明日男祭りス

『伝統と電マの尾張名古屋男祭、無意味に東京上陸!!
今回はこの秘祭に東京から通い続けるフィールドワーカー、
徳久ウィリアム氏により神官達が名古屋から
招かれ祭を再現いたします。』
■■■■■■■■■■■■■■■
【男祭り in TOKYO】
時: 2010年10月30日(土)
(時間): Open:18:00 Live Start:19:00~
(入場料): 男性¥1500 / 女性¥3000(1バナナ付き) 
*両方とも1ドリンク付き
当日、フードあり。
■■■■■■■■■■■■■■■
出演
■徳久ウィリアム
http://william.air-nifty.com/
■アヲヤギツトミ
http://ameblo.jp/kei-coup/
■かわにしようじ
http://www.myspace.com/kawanishiyoji
■ジェット達
http://jet-tatu.seesaa.net/
■HADA
http://hada.nobody.jp/
■マチコデラックス
==================
『男たちよ!!!!
朝は通勤電車で痴漢に間違われるのを恐れ、
昼は職場女性の髪型を褒めればセクハラ呼ばわりされ、
恋人の髪型の変化は見過ごせば怒られ、
夜はデートもコンパも費用はこちら持ち、
聞けば全員彼氏持ち、なら来んな!!
女房は料理もエッチも手抜き、
ヌキに入ったヘルスで病気、
キャバ嬢には目の前に人参ぶら下げられ、
女王様にはムチでしばかれる。
しかもこっちがお金払って!

気と金ばっかり使って腰使えない、全身脱毛アタマは育毛、
包茎手術でティンポにレ-ザ-、日サロに筋トレ、高い香水、
どれも女のためなのに!ああそれなのに!
ハゲデブキモイオヤジ臭い、早い下手くそム-ドが無い、
優しくすればワイルドな人がいいと言われ、
次に会ったら草食系がいいと言われ、今日こそはと思えばアレだからダメと言われ!

そんな男たちよ!!
この日ばかりは女性の目を気にすることなく思いっきり
男の世界を謳歌しようではないか!!!』
Erosok Wotoko2

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近況/告知:10/30男祭りinTOKYO@人形町omchantone

やあやあやあ

急に冷えてきましたね。

こうなると、あの猛暑も懐かしい感じがするのは不思議なものです。
Mなのかな。


最近、加速度的に、非常にユニークな方々と面識が出来、
つくづく世の中には色んな人がいるもんだなあと感慨深いものがあります。

「奇人」という言葉、ニホンではあまり良い意味では使われませんが、
中国では良い意味で使われるそうです。

以下挙げる方は、まさしく「奇人」と言えるでしょう。

クラヤミノtones関連だと、エアロハウスの村井先生

数学者の森田君関連で(森田君自体も奇人ですが)、

甲野先生は言わずもがなです

ニホンミツバチとオオスズメバチは人間に慣れる習性があるそうですが、
ニホンミツバチの飼育(保護?)を生業の一つにし、
かつオオスズメバチと戯れていたN元さん(郵便局員)
(この人は他にも面白いエピソードが多すぎます)

甲野先生も、その動きに注目するコンテンポラリーダンサーの山田うんさん。

ああ、森田君の周りには奇人が多すぎる。

12/5にライブを企画させてもらう、吉祥寺のお燗の名店「カイ燗」も
色々な人が集まります。

その中でも一際インパクトがあったのは、室町時代のお酒まで復元している造り酒屋「寺田本家」の藤波杜氏。

先日の知人のライブ会場のオーナーで、地域雑誌「谷根千」の編集をやっていた「森まゆみ」さんも奇人だったなあ。


眼前に面白い人がいるというのは、色々と刺激を受けるもんですね。


さてここからは告知

○10/30 男祭りinTOKYO@人形町ギャラリーOM CHAN TONE

Erosok

名古屋で4回行われ(私は名古屋以外では唯一の皆勤賞出演者)、
毎回お客さんから「ヒドイ!」が浴びせられるイベントを、
ついに東京でやっちゃいます。

男による男のための、男のライブ。

なので、女性の方が料金が倍高い。
(でも、というか、更に、というか、バナナも1本付きます)

でも出演者全員、どうしようもなく女好きなので、
女性の皆様是非来てね。

実力派から、イロモノギリギリの方まで色んな人が出ますが、
共通しているのは、皆本気だという事です。

私は、日本の全ての話芸の源流と言われている
「節談説教」をベースに、ネットで拾ったくだらないネタ話を話す、
「エロ節談」やります。

会場のomchantoneは、エロい(?)男女がオーナーの、
ステキなイベントスペース/カフェバーです。

当日はエロフードが用意されるとか。

  #start: 1900
    場所:OM CHAN TONE (オム チャン トーン)(メトロ「人形町」駅下車、A4出口より歩3分)
       TEL:03-6206-2626
       http://bit.ly/aLLlL4
       東京都 日本橋 富沢町 4-11岸ビル
    料金:男性¥1500 女性¥3000(1バナナ付き) 両方とも1ドリンク付き
    出演:徳久ウィリアム、アヲヤギツトミ、かわにしようじ、ジェット達、HADA、マチコデラックス

『男たちよ!!!!
朝は通勤電車で痴漢に間違われるのを恐れ、昼は職場女性の髪型を褒めればセクハラ呼ばわりされ、恋人の髪型の変化は見過ごせば怒られ、夜はデートもコンパも費用はこちら持ち、聞けば全員彼氏持ち、なら来んな!!
女房は料理もエッチも手抜き、ヌキに入ったヘルスで病気、キャバ嬢には目の前に人参ぶら下げられ、女王様にはムチでしばかれるしかもこっちがお金払って!
気と金ばっかり使って腰使えない、全身脱毛アタマは育毛、包茎手術でティンポにレ-ザ-、日サロに筋トレ高い香水、どれも女のためなのに!ああそれなのに!
ハゲデブキモイオヤジ臭い、早い下手くそム-ドが無い、優しくすればワイルドな人がいいと言われ、次に会ったら草食系がいいと言われ、今日こそはと思えばアレだからダメと言われ!
そんな男たちよ!!
この日ばかりは女性の目を気にすることなく思いっきり男の世界を謳歌しようではないか!! 』


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