呼吸・発声練習する上での身体の意識の仕方
個人レッスンへの生徒さんに送ったマトメメールより抜粋
以下の身体の感覚を意識しながら、呼吸法としては、「三相運動の呼吸法」
発声法としては、「倍音声明」を行う。
・身体の重み(足裏、お尻など地面に接している箇所)を意識する
・身体の安定(下半身とそれに乗っている上半身)を意識する
ツルツル滑る床や、地震などで床が揺れると、
手を動かす事や息すらも自由にできないことを思い出しながら
・指先、足先、頭のてっぺんを意識する。
・パッと動ける身体の自由さを意識する
・安定と自由さのバランスを取るよう意識する
・自然の中で危険に遭遇した時、すぐ動けるような身体の状態と緊張感に近い感じで、全身に集中を向ける
・ただし外へ集中を向けすぎるのではなく、「適度なやる気」でもって、外と身体への集中の度合いを同じぐらいにする。これは、前述の「身体の安定」と「自由さ」のバランスとも通ずる。
・動作の始まりの指令だけ出した後は、身体に任せる
・動作の間も、いや、むしろ動作の間こそ、身体への意識を途切れさせない
・集中する時間はそう長くは続かないから、その時々の身体や心の状態で、集中する時間を決めて練習を行う。